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カレーの歴史!カレーはインドではなくイギリス料理として日本に伝わった!

皆さん「カレーライス(Curry and rice)」というと、日本人の国民食(National food)としてラーメン(ramen)と並んで人気の料理です。





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また、手軽に料理ができ、たくさんつくることができるので、小中学校の給食でもよく出てきます。

日本人の大好きなカレーライス(Curry and rice)ですが、カレー=インド(India)と思っている人も多いのではないでしょうか。

実は、日本に伝わってときは、イギリス料理(British food)として伝わっていたのです。

カレーはもともと何種類(How many kinds)もの香辛料(Spice)を使ったインド風(Indian style)の煮込み料理(Stewed dishes)なのです。

かつてインドを植民地としていたイギリス(England)が、インドのカレーを持ち帰ったことで、イギリスに伝わったのです。

その後イギリス(England)で、数種類の香辛料を混ぜた「カレー粉(Curry powder)」を発明(invention)しています。

(カレーパウダー_www.tirakita.com)

イギリス(England)のカレーは小麦粉(flour)を使っているので、とろみが加わり、コクのあるカレーとなっている。

カレー粉とともにイギリス風カレーが日本に伝わっとされています。

○日本に伝わったカレーはどんなだったの?

明治時代(Meiji Era)に出版(Publication)された西洋料理の本(Western food book)には、カレーライス(Curry and rice)のつくり方が紹介されています。

そこには、アカガエル(Red frog)といった一風変わった食材も使われていました。

明治の終りには、じゃがいも(Potato)、玉ねぎ(onion)、ニンジン(carrot)がカレーの具材(Curry ingredients)として使われるようになり、日本人カレーの原型(prototype)が完成していきました。

(明治時代のカレー_livedoor Blog)

1950年(昭和25年)に「固形ルー(Solid roux)」が発売され、広くカレーが普及(Popularization)することになっていきました。

(固形ルー_Dr.Wallet)

また1969年(昭和44年)には、「レトルトカレー(Retort curry)」が発売され、今やカレーは私たちの食卓に欠かせない料理=国民食(National food)となっていったのです。

○「カレーライス」と「ライスカレー」の違いってあるの?

皆さんは「カレーライス(Curry and rice)」と「ライスカレー(Rice curry)」は、言い方の違いで、同じだと思ってないでしょうか。

実は、カレーの製造メーカーによると、「カレーライス」と「ライスカレー」には明確な違い(Clear difference)があるのです。

「カレーライス」は、「ご飯(Rice)とは別の容器(Another container)にカレー(Curry)が入っている」ことを言います。ハイカラなイメージをするものになります。

(カレーライス_dom.jtb.co.jp)

「ライスカレー」は、「ご飯の上にカレー(Curry on rice)がかけてあるもの」になります。

(ライスカレー_レシピmomo)

まとめると、
カレーライス・・・ご飯とカレールーが別々になっている。
ライスカレー・・・ご飯とカレーが同じ皿に盛られている。

学校や家庭などで食べているカレーは、「ライスカレー」になるのです。カレーライスは、レストラン(Restaurant)などで出されることが多く、少し高級なイメージ(Luxury image)のするカレーとなっています。




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○便利で簡単でおいしい「レトルトカレー!」

お湯で温めるだけで、すぐにおいしい食事ができる「レトルト食品(Retort food)」

カレー(curry)やスープ(soup)、パスタソース(Pasta sauce)、ラーメン(ramen)、おでん(Oden)など、さまざまな種類があり、今では私たちの生活に欠かせない物となっています。

レトルト食品((Retort food))は、密封した袋や容器に食品を入れ、圧力と熱を加えて殺菌(Sterilization)したものになります。

冷蔵庫(refrigerator)などに入れなくても長い間保存(Save for a long time)ができ、缶詰(canning)より簡単(Easy)に開けられ、さらに食べ終わった後の空き容器(Empty container)もかさばりません。

1950年頃に、当時アメリカで新しい保存方法(New storage method)として、レトルト食品(Retort food)の開発(development)が始まったのです。

やがてレトルト食品は宇宙で食べる「宇宙食(Space food)」として、人々に知られるようになっていきました。

しかし、アメリカでは冷蔵庫が普及したため、保存食としてレトルト食品が、一般家庭に広まることはありませんでした。

レトルト食品を、普通の食事として初めて発売したのは、日本の企業でした。

今でも食べられている「ボンカレー(Boncurry)」が、その元祖(Originator)なのです。

当時カレールーを販売していた大塚食品(Otsuka food)は、「誰でも食べられるカレー」をつくろうと、会社で計画(plan)立てていました。

そこで、簡単に保存ができる方法として、アメリカで開発されたレトルト食品にすることを思いついたのです。

しかし、レトルト食品はまだアメリカの軍で使われていただけだったので、作り方はさっぱりわからなかったのです。

また圧力と熱で殺菌することで、カレーの具が崩れてしまうなど、さまざまな問題がおこりました。

ようやく、それらの問題を解決して、1968年に大塚食品が最初に発明(First invention)した「ボンカレー」には、ビニール袋(Plastic bag)が使われ、賞味期限(Sell by)は数カ月(A few months)ほどしかありませんでした。

(レトルトカレー_Gooブログ)

しかも、落としただけで、中の具が飛び出てしまうような、問題(problem)もあったのです。

そこで、大塚食品(Otsuka food)はビニールではなく、光や空気をさえぎるアルミの袋(Aluminum bag)を開発することで、問題は解決されていきました。

(レトルトカレー -_Wikipedia)

このアルミの容器を使うことで、賞味期限(Sell by)も2年(2 years)と大きく延ばすことができたのです。

こうして1969年にあらためて発売(Release)された「ボンカレー」は、手軽でおいしいことが評判(reputation)となり、人気商品(Popular item)となったのです。

その後カレーだけでなく、いろいろな種類のレトルト食品が発売されるようになり、その中でもレトルトカレーは、3分の1をしめる人気商品(Popular item)となっています。

(レトルトカレー50種_nikkei WOMAN Online)

○まとめ

・「カレーライス」というと、日本人の国民食としてラーメン(ramen)と並んで人気の料理。

・カレーは、日本に伝わってときは、イギリス料理として伝わっていた。

・イギリスで、数種類の香辛料を混ぜた「カレー粉」を発明。

・カレー粉とともにイギリス風カレーが日本に伝わった。

・「カレーライス」と「ライスカレー」の違いはある。

・「カレーライス」は、「ご飯とは別の容器にカレーが入っている」ことを言う。

・「ライスカレー」は、「ご飯の上にカレーがかけてあるもの」になる。




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