夢のジャンボ宝くじの当たる確率はどのくらいなの?
年末になると、宝くじ売り場では長蛇(ちょうだ)の列が並んでいます。
あなたが、もし宝くじで『7億円』当たったらどうしますか?
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新築(しんちく)の一戸(いっこ)建ての家を買いたい、家のローンを払いたいとか、海外旅行へ行きたいと思っているのではないでしょうか。
そんな夢を一挙(いっきょ)に叶えてくれるのが、宝くじで当たることです。
宝くじは夢を買うためで、当たっても当たらなくても、いいという人もいます。
宝くじのはじまりは、江戸時代に遡(さかのぼ)り、お寺で行っていた「富(とみ)くじ」が始まりとされています。
(写真:富くじ_tebori1.blog.fc2.com)
その後、江戸幕府(えどばくふ)や明治政府(めいじせいふ)によって販売(はんばい)を禁止(きんし)されましたが、1945年に政府が発売元となって復活(ふっかつ)するようになりました。
それから、宝くじは販売元(はんばいもと)を政府から自治体(じちたい)に移して発展しました。
宝くじの販売(はんばい)の仕組(しく)みは、まず総務省(そうむしょう)が販売の許可(きょか)を出します。
それから自治体(じちたい)が銀行(ぎんこう、みずほ銀行など)に販売を委託(いたく)します。
宝くじの売上金(うりあげきん)を銀行から各自治体へ納めています。
現在では国や自治体、銀行などが関わり、国民に夢を与えるビッグイベントとなっています。
(写真:gigazine.net)
ところで、宝くじに当たる確率はどのくらいなのでしょうか?
○宝くじで当たる確率はどのくらいなの?
宝くじは夢を買っているのだから、当たる当たらないは関係ないと思っている方も多いはず。
「でも当たったらいいなあ」と、それで宝くじを買っている人もいます。
年末ジャンボ宝くじで当たる確率は、1等が当たる確率は1000万分1です。
(写真:upin.jp)
それだけ、1等が当たる確率はとても難しいということです。
日本の人口がだいたい1億2000万人ですから、日本人全員が1枚ずつ買ったとしても、1等が当たるのは、たった12人だけとなります。
それを考えると本当に「夢を買う」ようなものになります。
当たれば、ラッキーと思って買っても、いいかもしれません。
買わなければ、夢を買うこともできませんからね。
ここで、宝くじを購入する理由について調べてみました。
1位:「賞金(しょうきん)目当て」63.8%
2位:「宝くじには大きな夢がある」44.7%
3位:「遊びで買う」36.7%
4位:「当たっても当たらなくても楽しめる」33.4%
となっています。
大勢の人は賞金目当てとなっていますが、宝くじが当たることを期待してではなく、夢を買っているようです。
○宝くじで当たっても換金しない人がいるって本当!?
宝くじは「夢を買う」と言われていますが、宝くじで1億円以上が当たっているにも関わらず、換金(かんきん)されずに、失効(しっこう)してしまうことが、結構多いのです。
そんなあ、勿体(もったい)ないと思っている人も多いはず。
2009年のデータでは、1等5本、前後賞25本、2等4本で、総額(そうがく)26.5憶円が未換金(みかんきん)だったそうです。
意外と換金しない人が多いですね。
その主ない理由としては、
・番号を見間違えた、勘違い
・番号の確認を忘れた
・もらった宝くじで、もらったことを忘れていた
・当たっても高額すぎて、躊躇(ちゅうちょ)してしまった
というように、うっかりしていて換金しない人が多かったのです。
この未換金となった分は、発行元の各自治体の収入となってしまうのです。
アメリカのように、次回に繰り越しとか行えばいいのですが。
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○宝くじで当たった人は意外と不幸になっている!?
宝くじを買って一攫千金!
仕事なんか辞(や)めて、悠々自適(ゆうゆうじてき)な暮らしをしたいと願っています。
冒頭(ぼうとう)で、「宝くじで『7億円』当たったらどうしますか?」と言いましたが、本当に当たった人で、意外と幸福になっていない人が多いのです。
高額の宝くじを当たった人は、会社を辞(や)めてしまい、高額のマンションや海外旅行を楽しんだりしています。
そんな贅沢(ぜいたく)な暮しを一度味わってしまうと、普通の生活に戻れなくなってしまうのです。
ましてや、会社を辞めてしまっているので、収入も途絶えてしまい、今さら会社に務(つ)めて仕事をしたくないと思ってしまいます。
生活保護者として生活している人もいます。
宝くじで当たった人の中に「宝くじ」なんて、当たらなければ良かったと言う人もいます。
(イラスト:estar.jp)
これが「お金の魔力(まりょく)」なのかも知れません。
自分の力で手にしたお金ではないので、使い道も派手(はで)になっていきます。
お金を手にして幸福になるのも、不幸になるのも、「あなた次第(しだい)」ということになります。
お金とお金を生みだす能力が伴っていないと、高額のお金を手に入れても、いつか破産(はさん)する末路(まつろ)を、たどることになるので注意しましょう。
○まとめ
・そんな夢を一挙に叶えてくれるのが、宝くじで当たること。
・宝くじは夢を買うためで、当たっても当たらなくても、いいという人もいる。
・宝くじのはじまりは、江戸時代に遡り、お寺で行っていた「富くじ」が始まりとされている。
・1945年に政府が発売元となって復活するようになった。
・宝くじは販売元を政府から自治体に移して発展した。
・現在では国や自治体、銀行などが関わり、国民に夢を与えるビッグイベントとなっている。
・宝くじで当たる確率は、1等が当たる確率は1000万分1。
・宝くじを購入する理由については、大勢の人は賞金目当てとなっている。
・宝くじで当たっても換金しない人がいる。うっかりしていて換金しない人が多い。
・宝くじで当たった人は意外と不幸になっている。
・会社を辞めて、収入も途絶えてしまい、今さら会社に務めて仕事をしたくないと思ってしまう。
・お金を手にして幸福になるのも、不幸になるのも、あなた次第。
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