高知県には「マンガの神様」がいるって本当!?
意外と高知県出身の漫画家は大勢います。
「土佐の一本釣り」で知られる吉村睦夫さん、「ときめく まりあーじゅ」の葵みちるさん、「まぐろ土佐船」の青柳裕介さん、「夫婦探偵奮戦記」の井上恵美子さん、「まあじゃんほうろうき」の西原理恵子さんなどがいます。
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アンパンマンの作者で知られる「やなせたかし」さんも、高知県出身のマンガ家です。
(写真:やなせたかし_www.asahi.com)
昔では、クイズダービーに主演していた「はらたいら」さんも高知県出身です。
このように高知県出身のマンガ家はたくさんいます。
高知県庁には「まんが・コンテンツ課」があるといいます。
このように県が一体となって、マンガ文化を盛りたてていることが分かります。
○高知県は「マンガ甲子園」のイベントがある!?
高知県では毎年8月に「まんが甲子園」という、珍しいイベントを開催しているのです。
予選を勝ち抜いた30校の高校生が、テーマに合わせてマンガを描き、日本一を競うのです。
そのイベントで優勝することを願うために、1998年に「まんが神社」が建てられたのです。
(写真:まんが神社)
「まんが神社」は、高知県高岡郡中土佐町天野見地区の山奥にある神社で、ふだんは山奥で静かな神社ですが、8月のマンガ甲子園の時期が近付くと、県内の高校生はもちろん、県外からも大勢の学生が参拝にやってきます。
○「まんが甲子園」はどのように開催されているの?
「まんが甲子園」は、まず予選応募を行います。
応募総数は357校にもおよび、その中から予選審査を行い、30校を選抜します。
(写真:審査の様子)
「まんが甲子園」は8月に行われ、2日間に渡って実施されます。
本当に「ちょーまじ」な、「まんが甲子園」なのです。
第一次競技が行われ、そこで15校を選抜します。
翌日敗者復活戦として、5校が加わり、審査を通過した20校の中から決勝戦が行われ、最優秀校などを決定します。
この審査は、一般投票も加味されているので、公正に審査されることになります。
審査委員長には、昭和51年から読売新聞の政治漫画を連載している、愛知県出身で日本漫画家教会理事長でもある、「牧野圭一」さんがいます。
また日本漫画家協会賞大賞を受賞した、「くさの里樹」さんや、長崎県出身で小学館漫画賞を受賞した「おてんぱ転校生」で知られる「Moo.念平」さんなどがいます。
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○高知県は「まんが王国」だった!
高知県では「まんが王国」の土佐の強みを活かした、コンテンツ産業振興のために、様々な取り込むを行っています。
(図:マンガ王国)
・まんが甲子園通り
歴代の優勝した高校生のまんが作品の複製をはめ込んだ、モニュメントが、200mにも及び並んでいます。
(写真:まんが甲子園通り)
・まんが神社
カラフルな屋根が印象的で、まんが甲子園が近付くと高校生が祈願のために訪れています。
(写真:まんが神社)
・海洋堂ホビー館
高知県の四万十川には、様々なマンガのフィギュアやガチャなどがあります。
(写真:海洋堂ホビー館四万十)
・アンパンマンミュージアム
高知県の香美市出身「やなせたかし」さんのアンパンマンを紹介するミュージアムがあります。やなせさんの書き下ろした原画なども展示されています。
(写真:アンパンマンミュージアム)
・アンパンマンバス
JR土佐駅からアンパンマンミュージアムまで、アンパンマンバスが運行されています。小さなお子さんには大喜びです。
(写真:www.youtube.com)
・アンパンマン列車
アンパンマンで有名となった「やなせたかし」の高知県には、アンパンマン列車が21両も走っています。
(写真:アンパンマン列車)
○まとめ
・高知県出身の漫画家が多い県である。
・アンパンマンの作者として知られる「やなせたかし」さんも高知県出身である。
・高知県の県庁には、「まんが・コンテンツ課」があり、県が一体となってマンガに取り組んでいる。
・高知県には毎年8月に「マンガ甲子園」というイベントを行っている。
・高知県には「まんが神社」があり、まんがの神様と参拝する人も多い。
・高知県は「まんが王国」で、マンガのフィギュアやガチャ、アンパンミュージアムなどがあり、まんが王国となっている。
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