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「大学芋」の名前の由来ってなに?

秋になると「さつまいも」が取れるシーズンになって、おいしいお芋を食べることができますね。

その中でも、今でも人気なのが「大学芋(だいがくいも)」と言われています。




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この名前を聞いて、どうして「大学芋」という名前なのか、不思議に思いますよね。

大学芋は、サツマイモに糖蜜を絡(から)めて、油で揚げたお菓子の料理です。
家庭でも簡単に作ることができ、甘さもあり栄養価の高いおやつとして人気が高いものです。

この大学芋は、主に関東地方で食べられているもので、食用のサツマイモ生産量日本一は、鹿児島県に次いで茨城県だそうです。

blog.livedoor.jp(図:blog.livedoor.jp)

お芋を食べると、どしても「おなら」が気になりますよね。
どうしてお芋を食べると「おなら」が出るのでしょうか。

○どうして「大学芋」という名前なの?

大学芋は、歴史が長く大正から昭和にかけて、東京・神田の学生街で、大学生が好んで食べていたことに、由来していると言われています。

大学芋_www.sirogohan.com(写真:大学芋_www.sirogohan.com)

また当時帝国大学(今の東京大学)の赤門の前に、お芋を売っているお店があり、そのとき蜜を絡めたサツマイモを揚げて売っていて、それを大学生が好んで食べたことにも、人気となっている。

中国では似たような食べ物に「中華ポテト」、「チャイナポテト」などがあります。

カリカリの中華ポテト_matome.naver.jp(写真:カリカリの中華ポテト_matome.naver.jp)

中華ポテトは、素揚げしたサツマイモにべっ甲飴を絡めた食べ物であるので、やはり発祥は中国ということになるようです。

この中華ポテトと大学芋の違いについては、タレの違いにあります。
大学芋ははちみつ・水飴で、中華ポテトは飴(カラメル)ということになります。

はちみつや・水飴とカラメルは水分量が違ってきます。
水飴の水分は70%でカラメルは3%ほどになります。

はちみつや水飴は水っぽいので、サツマイモの糖度が高い方がよりおいしい大学芋ができるのです。これが糖度の低いサツマイモだと甘みがないものになってしまいます。

中華ポテトに使うカラメルは、水分は少ないが糖度が高いので、サツマイモの糖度が低いものが良いとされています。

○大学芋の作り方!

ここで、大学芋の作り方をご紹介します。

・材料(3~4人分)
サツマイモ・・・3本
黒ゴマ・・・・・少々
挙げ湯・・・・・適量
はちみつ・・・・100g
水・・・・・・・大さじ1弱
塩・・・・・・・ひとつまみ

・サツマイモを切る
サツマイモは一口か二口で食べられる大きさに切ります。
ここで、サツマイモの大きさは均一にするように切る。
10分ほど水にさらしてから、キッチンペーパーなどで水を拭き取る。

taspy.jp(写真:taspy.jp)

・サツマイモを揚げる
揚げ油を160℃ぐらい加熱し、先ほど切ったサツマイモを入れてじっくり4~5分を目安に揚げる。
それから芋を取り出して少し休ませる。
それから、揚げ油の温度を170℃~180℃ぐらいに上げ、先ほど揚げたサツマイモを油に入れ2度揚げをする。
このとき、表面をカリッとさせることが目的であるので、色合いを見て順次取り出していく。

kaumo.jp(写真:kaumo.jp)

・たれの作り方
鍋にはちみつを入れて弱火で煮詰めます。
細かい泡が出てきて沸騰したらOKです。

yaoya-san.com(写真:yaoya-san.com)

・ボールに入れてかき混ぜる
芋とはちみつをボールに入れます。
また水と塩を少々加えて全体にみつが絡んだら、今度は黒ゴマを入れて混ぜます。

大学芋_www.sirogohan.com(写真:大学芋_www.sirogohan.com)

これで、大学芋の完成です。意外と簡単にできる料理なので、時間があったら作って食べるのも良いでしょう。




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○どうして、サツマイモを食べると「おなら」が出るの?

がまんしても、つい出てしまう「おなら」。

「おなら」のほとんどは、私たちが息を吸ったり、食べ物を口に入れたときに入ってくる、空気になるのです。

肉を食べると、音は小さいですが、とても臭いおならがでます。
肉そのものは、腸の中で消化され、残ったカスから臭いガスが出るのです。逆にキリンのような草食動物のおならは、あまり臭くありません。

お芋などの野菜は、臭いもとになる成分が少ないからです。
ただ、お芋などは腸で消化されにくので、おおきな「おなら」が、何度も出てくることになります。

そんな「おなら」をまじめに研究したのは、NASA(アメリカ航空宇宙局)です。
それは、狭い宇宙船の中で「おなら」をしたら爆発しないか、ガス中毒は大丈夫かと研究していたのです。

「おなら」のガスには400以上の成分があり、その中には火がつくものもあることも分かっています。

そこで宇宙食は、「おなら」があまり出ないような食品が開発されているのです。

嫌がられる「おなら」ですが、お腹の手術した人にとっては、とても重要なものになっています。

腸などがねじれていると、「おなら」は出ないものです。そこで、お腹を手術した人が、術後の経過の判断として、「おなら」が出たかどうかということになります。

おならは、大切なものですがエチケットの面では少々恥ずかしいものです。

○まとめ

・秋になると「さつまいも」が取れるシーズンである。

・今でも人気なのが「大学芋」と言われている。

・大学芋は、サツマイモに糖蜜を絡(から)めて、油で揚げたお菓子の料理。

・大学芋は、主に関東地方で食べられているもので、食用のサツマイモの生産量日本一は、茨城県である。

・大学芋は、東京・神田の学生街で、大学生が好んで食べていたことに、由来している。

・中国では似たような食べ物に「中華ポテト」、「チャイナポテト」などがある。

・サツマイモを食べると「おなら」が出る。

・お芋などは腸で消化されにくので、おおきな「おなら」が、何度も出てくる。




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