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有名な川の近くで「世界四大文明」が誕生した!

あなたは学校の歴史の教科書で、「世界四大文明」を習ったのではないでしょうか。





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これは四大河文明(よんだいがぶんめい)とも呼ばれ、世界でも有名な川の近くで文明は発達していきました。

人間は厳しい気候の中で、生活にあった環境を求め、一番大切な水を求め、近くで文明は栄えていったのです。

人間が生きていく上で一番重要なものは水です。
そこで大きな川のそばに人が集まり、そこに国家ができ、文明が発達していきました。

逆に水のない砂漠などは、文明は栄えないということになります。

さて「世界四大文明」は、世界でも有名な川の近くで、それぞれ栄えていきます。
・「エジプト文明」・・・ナイル川
・「メソポタミア文明」・・・チグリス・ユーフラテス川
・「インダス文明」・・・インダス川
・「中国文明」・・・黄河

(古代四大文明_水育 – サントリ)

○エジプト文明とメソポタミア文明

最も古い世界で最初にできた文明は、アフリカ北部を流れるナイル川の近くでに、「エジプト文明」が栄えました。

同じ頃、今のイラン、イラクの近くを流れるチグリス・ユーフラテス川の近くでは、「メソポタミア文明」が栄えていました。

エジプトで国家ができ国が栄えていたのは、今から5000年以上前のこと。

近くには有名な「ピラミッド」がつくられ、太陽の動きをもとにした「太陽暦(たいようれき)」という暦がつくられています。

(古代エジプト文明_マナペディア)

「ピラミッド」は王の墓としてつくられ死後、王が復活するという考えのもとで、巨大な建造物をつくったとされています。

物の形を文字で表わした「象形文字(しょうけいもじ)」が考えだされ、それを「パピルス」という、今の紙のようなものに記されていました。

「パピルス」は、古代エジプトで使用された文字の筆記媒体(ひっきばいたい)のことで、カヤツリグサ科の植物の一種をもとにつくり、パピルス紙とも呼ばれている。

(パピルス)

メソポタミアで国家ができたのも、エジプト文明が栄えた時期と同じになります。

メソポタミア文明では、エジプト文明とは違い、月の動きをもとに「太陰暦(たいいんれき)」が使われていました。

(古代メソポタミア文明_Gooブログ)

三角形と線を組み合わせた「くさび型文字」というものが考えだされ、粘土でつくった板に記されていたのです。

(くさび型文字_Mythgraph)

世界でもっとも古い法律である「ハムラビ法典」というものも生み出されています。

(ハムラビ法典_Yahoo!ブログ )

「ハムラビ法典」は、完全な形で残る世界で2番目に古い法典で、紀元前1792年~1750年にバビロニアを統治したハンムラビ王が発布したものになります。




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○インダス文明と中国文明

エジプト文明やメソポタミア文明よりも少し後に、今から4500年以上前、今のインドと中国で文明が栄えたのが、インダス文明と中国文明です。

インドでは、インダス川の近くで、田畑を耕し、作物を育てる文明が栄え、その後紀元前1000年頃から、ガンジス川の近くで、国家が誕生していきました。

(インダス文明)

中国では黄河(こうが)と長江(ちょうこう)の川の近くに人が集まり、起源前1500年頃、殷(いん)という国がつくられたのです。

(中国文明_ウィキブックス)

そこでは今の「漢字」のもとになる「甲骨文字(こうこつもじ)」が使われていました。

(甲骨文字_BitEx中国語)

このように今の私たちの暮らしは、何千年も前の人類の祖先の時代からつながってきているのです。

○まとめ

・「世界四大文明」は、四大河文明とも呼ばれ、世界でも有名な川の近くで文明は発達していった。

・「世界四大文明」は、世界でも有名な川の近くで、それぞれ栄えていった。
「エジプト文明」・・・ナイル川
「メソポタミア文明」・・・チグリス・ユーフラテス川
「インダス文明」・・・インダス川
「中国文明」・・・黄河




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