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火星人の生命の可能性は?いつか火星にすめるようになる!?

皆さんよく映画やテレビなどで、火星人などを見たことはないだろうか。
火星人は、かつて火星にすんでいたとされる地球以外の知的生命体であり、架空の宇宙人である。




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18世紀前半には、火星に向かって信号を送り、火星人の存在が意識され取りざたされたことがある。

今でも火星に生命が存在し、過去にいたかどうかは謎のままである。

17世紀には、火星は1日の長さが地球とほぼ同じであるなど、地球とさまざまな似た面を持つことが知られている。また火星には、かつて水が存在していたことも分かっている。

地球で人口増加が著しい時代には、本気で火星に移住する計画もあったと言われている。今も火星は地球以外でほぼ人間が暮らせる一番近い惑星である。

○地球以外に住める星がある!?

宇宙にはさまざまな星があり、地球以外に私たちが住める星はあるのでしょうか。

1877年の火星が地球に大接近した際に、イタリア王国のミラノ天文台では、火星を口径22cm屈折望遠鏡で観測した。

そのとき、火星全体の表面に線状模様があることを発見。
その模様が直線や円などのなす幾何学模様で、とても自然に造られたようには見えないことから、かつて火星に文明社会が存在していたのではないかというように考えられていた。

(線状模様_出典:matome.naver.jp)

20世紀後半には、多くの火星探査機が火星を直接観測できるようになり、線状模様に見えたものはより微細な状態で観測可能になった。

その結果、火星には運河も発見されておらず、火星表面にはほとんど水が存在しないことがわかった。また火星での生物の存在は確認されておらず、火星人の存在は証明されていない。

そこで浮かび上がっている計画が、テレフォーミング(惑星地球化計画)がある。
テレフォーミングは、「地球化」、「惑星改造」、「惑星地球化計画」と呼ばれ、第1候補として「火星」が挙がっている。

(火星 Archives_出典:まぐまぐ!)

火星の一日は、地球と同じ24時間であり、赤道傾斜角が25度と地球の角度に近く、四季も存在する。
これらから、テレフォーミングは火星はもっとも地球に近い惑星であるされている。

ただ火星は太陽との距離が地球に比べて遠いため、大気をある程度濃厚にして気温を上げることが重要な条件となっている。

この計画は次のようになっている。
①メタンなどの、温室効果を発生させる炭化水素を直接散布する。

②火星の軌道上に、アルミニウムを蒸着した巨大ミラーを建造し、太陽光を火星の南極と北極にあて、火星にあるドライアイスと氷を溶かし、大気中の二酸化炭素と水蒸気を放出し、気温を上げる。

③藻類を繁殖させ、火星のアルベルトを変化させる。

などの計画がある。




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○火星は地球にもっとも接近したり遠ざかったりしている!

火星は太陽の周りを約780日かけて一周(公転)している。

(宇宙情報センター_出典:宇宙情報センター)

地球は火星が太陽の周りを一周する間に約2周することになり、地球と火星の2つの惑星は約2年2カ月ごとに隣り合って接近することになる。

火星の公転軌道が楕円形になっているため、接近したときの地球と火星の距離は毎回違うが、特に地球に近くなったときを「大接近」それ以外は「小接近」という。

2016年には、火星と地球は最接近して、最接近時の火星と地球の距離は7,528キロメートルとなった。
2018年には、5,759キロメートルまで大接近すると言われている。

○まとめ

・火星に火星人の存在が意識され取りざたされたことがある。

・火星は1日の長さが地球とほぼ同じであるなど、地球とさまざまな似た面を持つことが知られている。

・テレフォーミングは、「地球化」、「惑星改造」、「惑星地球化計画」と呼ばれ、第1候補として「火星」が挙がっている。




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