世界で人気の民族衣装！

民族衣装(みんぞくいしょう)は、ある地方や民族特有の衣装のことで、言語・宗教・歴史など、自然や文化・伝統を共有すれう人間集団の固有の衣装のことになります。

いわば、民族衣装は、その国や地方の風習(ふうしゅう)や文化を表わしていることになります。

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民族衣装は、それぞれ独自の形・デザインなどをもって、各地で暮らす人々の分化を視覚的に表わしている。

日本の民族衣装は、「着物(きもの)」ということになります。
着物は、世界でも人気の民族衣装となっている。

成人式や七・五・三(しち・ご・さん)などで、女性は着物、男性は紋付き、袴(はかま)で祝うことがあります。
その他、インドのサリー、韓国のチマチョゴリ、中国のチャイナドレスや漢服などがあります。

ところで、中国のチャイナドレスですが、これは和製英語で、男女問わず長い上着を表わす上海語(しゃんはいご)ということになります。

○世界には個性的な民族衣装がある！

世界の国々には、その国の歴史や文化にもとづいた、さまざまな衣装があります。

中には、思わず着てみたくなるような個性的な衣装がたくさんあります。

ファッションも世界の素敵な衣装がヒントとなって作られているのです。

①サリー(インド)

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インド・ネパール・スリランカ・バングラデシュ・パキスタンなど南アジア地域(ちいき)の女性が着る民族衣装です。
細長(ほそなが)い布で体を包(つつ)むように着る。カラフルな長い布を着こなすのが特徴(とくちょう)。

②チマチョゴリ(韓国)

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朝鮮の民族衣装である朝鮮服の一種で、女性の装(よそお)いです。
上着である「チョゴリー」と巻きスカート「チマ」の組み合わせになります。

③ディアンドル(ドイツ)

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もともとは、アルプス産地の農家の女性たちが着ていた伝統的な衣装で、ドイツからオーストリアにかけて見られる民族衣装です。
ディアンドルは、南ドイツのバイエルン・オーストリア語で「娘さん」という意味になります。

④アフリカの民族衣装

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東アフリカで広く使われている、カラフルで大胆(だいたん)なデザインでがとても印象的なワンピースです。

⑤メキシカンダンスの衣装(メキシコ)

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裾(すそ)周りが１７～１８ｍあるカラフルで美しい模様(もよう)のスカートとなっています。

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⑥クロイ(スロバキア)

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刺繍(ししゅう)が美しいブラウスとスカート。地方によってデザインや刺繍(ししゅう)など少し違ってきます。

⑦サラファン(ロシア)

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スモック風のシャツの上に着るワンピースドレスで、晴れ着や踊(おど)りの衣装には美しい飾(かざ)り帯(おび)をしめる。

⑧フラメンコの衣装(スペイン)

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アンダルシア地方に伝わるフラメンコで、その踊りの衣装は、何段(なんだん)ものフリルが美しい衣装となっています。

⑨着物(日本)

%e7%9d%80%e7%89%a9%e6%97%a5%e6%9c%ac_world-action-net (写真：着物(日本)_world-action.net)
結婚式や七五三・成人式・夏祭りなど、現代では特別なときに着ることが多く、日本の民族衣装となっています。

⑩アオザイ(ベトナム)

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細身のシルエットが美しい衣装で、中国のチャイナドレスが起源(きげん)となっています。

⑪パーシン(タイ)

%e3%83%91%e3%83%bc%e3%82%b7%e3%83%b3%e3%82%bf%e3%82%a4_brideal-jp (写真：パーシン(タイ)_brideal.jp)
タイ王国北部の女性がはく巻きスカートの民族衣装です。
サロンと同様(どうよう)の筒(つつ)スカートで、丈(たけ)が大体１メートルで長さが２メートルの薄手(うすで)の布を両端(りょうたん)を縫(ぬ)ったものです。

⑫カフタン(トルコ)

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基本の形状は長袖・袷(あわせ)仕立ての長い前開きのガウンとなっています。
オスマン帝国の隆盛期(りゅうせいき)には毛皮(けがわ)で裏打(うらう)ちしたものや袖(そで)なしで別のカフタンの上から羽織(はお)るものもありました。