世界一長い「ナイル川」は今も延び続けている!
世界で最も長い川といわれる「ナイル川」(長さ6650km)があります。
ナイル川に続いて、南アフリカのアマゾン川(長さ6516km)、次に中国の長江(ちょうえ、6380km)と続きます。
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ナイル川の源流(げんりゅう)が2つあり、1つはエチオピアにあるタナ湖(青ナイル川の源流)と、もう一つはブラジルにあるカゲラ川(白ナイル川の源流)があります。
白ナイル川の源流は、かつてはビクトリア湖に流れ込むカゲラ川が発見されてから、ナイル川の長さは延びているのです。
現在も源流探しは続いて、ナイル川はまだまだ延びそうです。
○青ナイル川と白ナイル川の由来ってなに?
青ナイル川と白ナイル川の名前は、水の色に由来しているのです。
(地図:ナイル川_ja.wikipedia.org)
青ナイル川は、川の水に養分(ようぶん)が多く含まれているため、青く見えることから、「青ナイル川」と呼んでいる。
白ナイル川は、白い砂を含んでいるので水の色も白く見えることから、「白ナイル川」と呼んでいる。
青ナイル川と白ナイル川は、スーダンの首都のハルツームで合流しています。
ビクトリア湖に流れ込むカゲラ川は、上流でブルンジ方面とルワンダ方面に分かれている。
そのためルワンダ側の方が、白ナイル川の源流という説もある。
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○古代文明のはじまりには、有名な川がある!
生活に適した環境には、多くの人間が集まります。
そうして誕生したのが、古代文明です。
古代文明は、エジプト文明、メソポタミア文明、インダス文明、中国文明の4つが有名です。
この4大文明には、大きな川があります。
エジプト文明はナイル川、メソポタミア文明にはチグリス・ユーフラテス川、インダス文明にはインダス川、中国文明には黄河(こうが)が、それぞれあるのです。
・エジプト文明
ナイル川で栄えたエジプト文明は、最も有名なピラミッドやツタンカーメンのマスクなどが発掘されています。
(写真:古代エジプト文明_manapedia.jp)
・メソポタミア文明
メソポタミア文明では、チグリス・ユーフラテス川の豊かな水源から、農業が盛んに行わた。エジプト文明よりも早く農業が行われています。
紀元前3000年前ごろに、メソポタミア文明がつくられたとされる。
(写真:メソポタミア文化史_www005.upp.so-net.ne.jp)
また暦は太陰太陽暦を使い、1週間を7日としたものも誕生している。六十進法もメソポタミアで生まれたものとされている。
・インダス文明
インダス文明は、紀元前2600年から紀元前1800年間を指します。
遺跡の数は2600にもおよび、文明が栄えていたことを物語っている。
中でも「モヘンジョダロ」は有名で、最大4万人近くが居住していたと推測されている。
(写真:モヘンジョダロ_saiyu.co.jp)
しかし、短期間で衰退したといわれ、その原因は、大規模な洪水があったのではないかという説もある。
・中国文明
広大な中国大陸における文明である。
世界で最も古い文明の一つであり、アジアの中心文化でもあった。
(写真:万里の長城_hiroto-aoki.com)
中国は広大な地域を持ち、各地の文化は5千年の発展を経て、中国文明が栄えてきた文明である。
○まとめ
・世界で最も長い川といわれる「ナイル川」(長さ6650km)がある。
・続いて、南アフリカのアマゾン川(長さ6516km)、次に中国の長江(ちょうえ、6380km)と続く。
・ナイル川の源流が2つあり、1つはエチオピアにあるタナ湖と、もう一つはブラジルにあるカゲラ川がある。
・ナイル川は、青ナイル川と白ナイル川がある。
・古代文明のはじまりには、有名な川がある。
・エジプト文明はナイル川、メソポタミア文明にはチグリス・ユーフラテス川、インダス文明にはインダス川、中国文明には黄河が、それぞれある。
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