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「和製英語」外国人に通じない英語があるって本当!?

5月はゴールデンウィークとなりますが、海外に旅行する人も多くなってきます。また日本に訪れる外国人も多くなってきます。

そこで、日本人が普段使っている英語、それって外国人に通じないことがあります。それは日本で作られた英語風の「和製英語」だからです。




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「和製英語」とは、日本で独自に作られた日本語語彙のことで、英語圏では別の言い方をするため、外国人には全く通じないものになってしまうものです。

○なぜ外国人には通じない「和製英語」が生まれたの?

和製英語は、日本特有の文化であると言う人もいる。英語と日本語を組み合わせた、造語のようなものも存在していることも事実となっています。

ちょっと昔に流行った「ちょベリバ=超ベリーグッド」のような。

また英語圏で話す言葉を、簡略化する傾向の強い日本人特有の文化として、根づいてしまったことにも由来している。

日本人の言葉も乱用されることと同様に、英語風の造語が、かっこういいし、分かりやすいというように、外国人が分からなくても良いという考え方もあったのではないでしょうか。

高度経済成長を過ぎて、バブルが到来していた当時の日本人は、とかくお金を持っていたので、海外で英語を使わなくても、外国人が日本語の勉強をしてくれたわけです。

日本人とビジネスをしたいときは、外国人は日本語を勉強せざるおえなかった。

またそれに加えて、日本の英語教育の低さも問題であり、英語を話せない日本人も多くいたためとなります。

nagatuduki-eikaiwa.com(写真:nagatuduki-eikaiwa.com)

加えて、日本は島国であるがゆえに隣国と話す機会もないことから、英語をしゃべる状況になかったのではないか、必要に迫られる状況では、なかったのではないでしょうか。

○外国人に通じない「和製英語」って何?

blog.iknow.jp(イラスト:blog.iknow.jp)

OLやサラリーマンというと、皆さんご存じであると思いますが、海外では、この「サラリーマン」では通じないのです。
正解は「Office worker(オフィス ワーカー)」となるわけです。

海外でホテルなどに宿泊して、「フロントはどこですか」と尋ねるとほぼ通じないことがあります。
フロント(front)は、「reception(レセプション)ということになります。
トイレ(toile)は、「Restroom(レストルーム)」と言う事になりますが、トイレでも通じないこともないようですが、デパートやホテルなどの手洗い所や便所は、レストリームということになります。

日本でも同じ意味合いで、使う場所によっては違う言葉を使うことがあるかと思います。それと同じように英語圏でも同じ意味でも、使う場所によって、英語も分けているということになっています。




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○「和製英語」と「英語」の例

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(写真:kumaneko.hamazo.tv)

ここで、和製語と英語の例を、いくつかご紹介してみましょう。

①ノートパソコン
英語:Laptop computer(ラップトップコンピューター)

②ブライドタッチ
英語:Touch-typing(タッチタイピング)

③パソコン
英語:Personal computer(パーソナル・コンピューター)

④オートバイ
英語:motor-cycle(モーターサイクル)

⑤オフィスレディー(OL)
英語:office worker(オフィス・ワーカー)、company employee(カンパニー・エンプロイー)

⑥ガソリンスタンド
英語:gas station(ガス・ステーション)

⑦キャッチボール
英語:play catch(プレイ・キャッチ)

⑧コインランドリー
英語:laundromat(ローンドロマット)

⑨サイドブレーキ
英語:hand brake(ハンド・ブレイク)

⑩ジェットコースター
英語:roller coaster(ローラー・コースター)

⑪ジーパン
英語:jeans pants(ジーンズ・パンツ)
※英語では、ズボンをパンツと言う

⑫タオルケット
英語:blanket made of toweling(ブランケット・メイジ・オブ・トウェリング)

⑬ビジネスホテル
英語:commercial hotel(コマーシャル・ホテル)、budget hotel(バジェット・ホテル)

⑭フリーサイズ
英語:One-size-fits-all(ワン・サイズ・フィット・オール)

⑮ベビーカー
英語:baby carriage(ベイビー・キャリッジ)

⑯ヘルスメータ
英語:bathroom scale(バスルーム・スケイル)

⑰モーニングコール
英語:wake-up-call(ウェイクアップコール)

⑱ライブハウス
英語:music pub(ミューズィック・パブ)

○まとめ

・日本人が普段使っている英語、外国人には通じない英語がある。それは日本独特の「和製英語」だからである。

・日本文化特有の造語であり、簡略化したことにより日本の文化として広がっていった。

・当時日本の英語教育の低さが問題となっている。

・日本は島国であり、隣国との交わりがないことが原因とされている。必要に迫られて英語をしゃべる機会がなかった。




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