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パソコンやスマホでつながるインターネットの仕組みとはなに?

パソコンやスマートフォン、タブレットなどで、ホームページを見たり動画や音楽などを楽しんだりしています。

それは今や全世界に普及している「インターネット」のおかげで、私たちの暮らしは、とっても便利になり身近になっています。





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インターネットは、世界中のネットワークが接続されています。

日本にいながらインターネットを介して、海外のホームページなどをみることができます。

インターネットに接続するためには、会社や学校などのネットワークが、それぞれ契約(けいやく)している「プロバイダ」によって、インターネットに接続されているのです。

この「プロバイダ」に契約しないと、インターネットに接続することができないのです。

プロバイダは、各通信会社が契約しているので、私たちは個別に契約しなくても良いことになります。

ホームページや動画、音楽を閲覧することできる「Webサーバー」とメールなどを行う「メールサーバー」などに、分けらています。

インターネットで情報の行き先を管理するため「IPアドレス」が割り振られています。

ip%e3%82%a2%e3%83%89%e3%83%ac%e3%82%b9_wikipedia(図:IPアドレス_Wikipedia)

このIPアドレスは、世界中で通用する住所のようなものです。

このIPアドレスは、日本では社団法人(しゃだんほうじん)日本ネットワークインフォメーションセンター(JPNIC)の組織団体(そしきだんたい)が管理しています。

%ef%bd%8a%ef%bd%90%ef%bd%8e%ef%bd%89%ef%bd%83_japan-network-information-center(ロゴ:JPNIC_Japan Network Information Center)

ホームページのURLや電子メールのドメイン名を指定すると、DNSサーバーがIPアドレスに自動的に変換してくれるので、特にIPアドレスを意識しなくても、良いことになっています。

○はじめは3台ののコンピュータから

インターネットのはじまりは、1969年につくられた「アーパネット」というものでした。

アメリカのJ・C・R・リックライダーが、3台のコンピュータと大型コンピュータを電話回線でつなげる仕組みを考え出し、何年もかかってアーバネットをつくることに成功したのです。

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それから2年後にはアメリカの15カ所、23台のコンピュータがつながり、電子メールも開発されました。

%e3%82%a2%e3%83%bc%e3%83%91%e3%83%8d%e3%83%83%e3%83%88_yahoo%e3%83%96%e3%83%ad%e3%82%b0(図:アーパネット_Yahoo!ブログ)

このときはまだ、一部の研究者や軍のためにしか使うことができないようになっていました。

当時一番便利な通信手段(つうしんしゅだん)は電話回線(でんわかいせん)でした。

しかし、事件がおきたときには、外国など遠く離れた場所と連絡を取り合うことが難しくなります。

そのためインターネットは、電話の代わりとして使うことも考えられていたのです。

「インターネット」という言葉は、1982年になってからのことです。

日本にインターネットが普及したのは1984年で、世界から遅れてスタートしています。

米国における大手パソコン通信会社がコンピュサーブ(CompuServe)を開発しています。

○パソコン通信とインターネットの違いってあるの?

パソコン通信とは、通信業者が提供する専用ソフトを用いて、パソコンとホスト局のサーバとの間で、通信回線を行ってデータ通信を行うサービスを言います。

%e3%83%91%e3%82%bd%e3%82%b3%e3%83%b3%e9%80%9a%e4%bf%a1_www-perinet-co-jp(図:パソコン通信_www.perinet.co.jp)

1980年代後半から1990年代で最も普及した通信サービスで、ある特定のサーバとその参加者(会員)の間だけの閉じられたネットワークでした。

%e3%82%b3%e3%83%b3%e3%83%94%e3%83%a5%e3%82%b5%e3%83%bc%e3%83%96_gigazine(写真:コンピュサーブ_Gigazine)

日本国内では、ニフティサーブが主流で一つのサーバに複数のパソコンからアクセスすることができたのです。

インターネットは、複数のサーバーを設置(せっち)することで、一つのサーバーが空爆(くうばく)により破壊(はかい)されたとしても、他の回線を通して複数のサーバーにアクセスことができのです。

インターネットは、いわば軍事用に開発されたものなのです。

通信方法は、TCP/IPプロトコル(通信手順)によりつながっている。

社内で使われるインターネットを「LAN(ローカル・エリア・ネットワーク)」(イントラネットとも呼ぶ)で、通信回線を介して外とのインターネットでは、WAN(ワイルド・エリア・ネットワーク)として区別されています。




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○インターネットが一気に世界へ広がった!

1990年代に入ると、軍や研究目的で使われていたインターネットが、ビジネスでも使われるようになります。

日本で普及する以前のインターネットは、ほとんど日本のホームページは少なく、ほとんどが海外のホームページを閲覧するものでした。

それから回線も電話回線だけだったので、一つのホームページを閲覧するだけでも、数分かかってしまうものでした。

インターネットができてからわずか10年で、世界で100万台を超えるコンピュータでつながるようになりました。

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そして1994年には、誰でも簡単にホームページを閲覧(えつらん)することができる「ブラウザ」というソフトが、アメリカの大学生グループによってつくられたのです。

こうしてインターネットと、それを使うパソコンが世界に広がり、今ではスマーフォン・タブレットなどでも、インターネットで情報を簡単に手に入れることができるようになっていきました。

またインターネットの通信回線も、光回線と高速になったため、速度を気にしなくても良くなっています。

今ではクラウド(クラウド・コンピューティング)として、外から簡単に自宅のHDD(NASシステム)にアクセスして、外でパソコンやスマートフォンを介して接続することも可能となってきています。

%e3%82%af%e3%83%a9%e3%82%a6%e3%83%89_ossr(図:クラウド_OSSR)

いつでもどこでも、自宅のNASシステムの共有ファイルなどをを閲覧したり、写真などを転送することも簡単にできる時代となっています。

○まとめ

・今や全世界に普及している「インターネット」のおかげで、私たちの暮らしは、とっても便利になり身近になっている。

・インターネットは、世界中のネットワークが接続されている。

・「プロバイダ」によって、インターネットに接続されている。

・ホームページや動画、音楽を閲覧することできる「Webサーバー」とメールなどを行う「メールサーバー」などに、分けらている。

インターネットで情報の行き先を管理するため「IPアドレス」が割り振られている。

・インターネットのはじまりは、1969年につくられた「アーパネット」というものだった。

・このときはまだ、一部の研究者や軍のためにしか使うことができないようになっていた。

・インターネットは、電話の代わりとして使うことも考えられていた。

・パソコン通信とインターネットの違いがある。

・日本にインターネットが普及したのは1984年のことで、世界から遅れてスタートしている。

1994年には、「ブラウザ」というソフトが、アメリカの大学生グループによってつくられた。




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