救いの主イエス・キリストの誕生日はいつなの?
12月25日にクリスマスとして、教会ではイエス・キリスト教の降誕(こうたん)を祝う祭りとして、行われています。
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12月25日はイエスの誕生日(たんじょうび)ではなく、イエスの降誕(降臨して誕生すること)を祝う行事の日なのです。
実際には、イエスの生年月日については、新約聖書(しんやくせいしょ)などに記(しる)されていないのです。
現在の西暦(せいれき)は、イエスが死んで530年ほど経ってから、考え出されたものなのです。
神学者(しんがくしゃ)である「ディオニシウス・エクシグウス」によって、提案され実用化(じつようか)されました。
これはグレゴリ暦の形で千年以上用いられることになります。
それでは、イエスの正確な誕生日を新約聖書から導きださなければならないということで、「ベツレヘムの星」という記述から、紀元前7年に土星と木星が重なりあって、とても希な現象が起こっている。
(イラスト:ベツレヘムの星_ameblo.jp)
それに着目した学者たちは、イエスの生まれた日は、「紀元前7年9月15日」ということを提唱(ていしょう)している。
しかし、その後の調査でも、紀元前2年や西暦4年という説もある。
イエス・キリストの新たな資料が見つからない限り、永遠(えいえん)の謎(なぞ)ということになります。
○神の本当の教えとは?
イエス・キリストを救い主だと信じ、主である神を信じている信者(しんじゃ)が世界ではたくさんいます。
そのキリスト教の信者が一番多く、今では20億人よりも多いと言われている。
(写真:pic kumasan )
イエスは、2000年ほど前に誕生し、十字架ではりつけになるまでの30年間くらい、いろいろなところで、たくさんの「奇跡(きせき)」を起こしています。
これは、イエスの弟子(でし)たちがイエスが死んだ後に30年ほど経ってから、新約聖書(しんやくせいしょ)として、まとめられています。
(新約聖書_Gospel Light Store)
新約聖書によると、イエスはイスラエルの北にあるガリラヤ地方のナザレという町で、大工(だいく)のヨセフと妻・マリアの子どもとして生まれている。
(絵画:ヨセフとマリア_www.pauline.or.jp)
その頃、イエスが生まれた地方は、神聖ローマ帝国が国を治めていた時代でもある。
成人になったイエスは、30歳の頃になると、人々を救うため「神の本当の教え」を学びたいと思い、死海(しかい)の湖(みずうみ)のほとりで暮らすようになる。
そこで預言者(よげんしゃ)であるヨハネのところで、苦しい修行(しゅぎょう)をはじめるのであった。
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○イエスはさまざまな奇跡を起こす!
修業を続けていく中で、イエスは「神はどんな人も同じように愛する。だから神を信じなくてはいけない」と思うようになっていった。
そこでイエスは、人々に神を知らせるために、街から街へと歩きまわったのです。
(絵画:イエスキリスト_ameblo.jp)
イエスは福音(ふくいん)をしながら、神を信じることができるようになっていった。
さまざまな奇跡によって、人々のけがや病気を治したり、時には死んだ人を生き返らせたとも言われています。
これを見た人々はイエスの福音を信じ、そのうち何人かは、弟子としてイエスについていくようになっていった。
しかし、イエスを信じる者が多くなっていくにつて、逆に憎(にく)む者、妬(ねた)む者も現れてきます。
そして西暦30年頃の春、ついに弟子の一人である「ユダ」に裏切(うらぎ)られて、捕(とら)えられてしまうのです。
イエスは十字架(じゅうじか)を背負(せお)い街中(まちじゅう)を歩き回され、ゴルゴダの丘で処刑(しょけい)されてしまうのです。
(写真:イエス・キリストの受難_世界イベント通信)
イエスを信じていた人々は、嘆き悲しみました。
そんな中で、イエスは3日後の朝に復活(ふっかつ)したことを何人かの人によって確認されています。
それが「イエスの降誕(こうたん)」を祝う「クリスマス」となっていったのです。
○まとめ
・12月25日にクリスマスとして、教会ではイエス・キリスト教の降誕を祝う祭り。
・イエスの生年月日については、新約聖書などに記(しる)されていない。
・西暦は、イエスが死んで530年ほど経ってから、考え出されたもの。
・神学者である「ディオニシウム・エクシグス」によって、提案され実用化された。
・グレゴリ暦の形で千年以上用いられることになった。
・学者たちは、イエスの生まれた日は、「紀元前7年9月15日」ということを提唱している。
・その後の調査でも、紀元前2年や西暦4年という説もある。
・キリスト教の信者が一番多く、今では20億人よりも多いと言われている。
・イエスの弟子たちがイエスが死んだ後に30年ほど経ってから、新約聖書として、まとめられている。
・イエスはイスラエルの北にあるガリラヤ地方のナザレという町で、大工のヨセフと妻・マリアの子どもとして生まれている。
・エスは、30歳の頃になると、預言者であるヨハネのところで、苦しい修行をはじめる。
・イエスは福音をしながら、神を信じることができるようになっていった。
・しかし、イエスを信じる者が多くなっていくにつて、逆に憎む者、妬む者も現れてきた。
・西暦30年頃の春、ついに弟子の一人である「ユダ」に裏切られ、十字架にかけられゴルゴダの丘で処刑されてしまう。
・イエスは3日後の朝に復活したことを何人かの人によって確認されている。
・それが「イエスの降誕」を祝う「クリスマス」となっていった。
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