本を読むメリットってなに!?
最近インターネットの普及により、あまり本を読まないお子さんが増えてきています。
学校から帰れば、インターネットやテレビを見てあまり読書(どくしょ)をしている子どもが少ないのが現状(げんじょう)です。
これは今の子どもに限ったことではなく、昔から言われてきています。
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文部科学省(もんぶかがくしょう)の調査(ちょうさ)では、小学校で学年が進むにつれて、読書をしているお子さんが、減少傾向(げんしょうけいこう)にあります。
しかし、本を読むのが好きと回答しているお子さんが、全体的に伸びているのも事実です。
これは低学年(ていがくねん)では、読書を宿題(しゅくだい)などで対応していますが、高学年(こうがくねん)になっていくと、自主的(じしゅてき)に読書を求めているからと判断されます。
文部科学書の平成14年5月に行われた調査によると。
(文部科学省調査資料による)
児童(じどう)生徒(せいと)1ヶ月の平均読書数(へいきんどくしょすう)は、
・小学生が7.5冊
・中学生が2.5冊
・高校生が1.5冊
となっています。
また1冊も読まない子どもの割合(わりあい)は、
・小学生が9%
・中学生が33%
・高校生56%
高学年になるにつれて、読書する児童(じどう)が少なくなってきています。
これは、学校の勉強やクラブ活動、そして塾(じゅく)通いなどで、読書をする時間がないものと思われます。
平成13年11月には、政府(せいふ)の議員立法(ぎいんりっぽう)により「子どもの読書活動の推進(すいしん)に関する法律(ほうりつ)」が提出(ていしゅつ)され、同12月に成立(せいりつ)・交付(こうふ)・施行(しこう)されています。
(子ども読書活動推進計画_羽曳野市)
これから、学校教育についても、本を読むことの重要性が大切になっていき、「読解力(どっかいりょく)」が求められてきます。
○本を読むことのメリットってなに?
本を読むと右脳(うのう)が刺激(しげき)され、言葉(ことば)や漢字(かんじ)が分かり、感受性(かんじゅせい)を磨(みが)くことができ、自分の世界をイメージ化できるのが魅力(みりょく)ではないでしょうか。
最近、マンガも絵ではなく活字化(かつじか)してきていて、絵のマンガよりも面白くなってきています。活字化することで、より多くの情報を伝えることができます。
(漫画の新聞_meetroid(ミートロイド))
親が子どもに本を読むメリットとしては、子どもの脳や心にも大きな影響(えいきょう)を与えるものです。
本を読むことのメリットとして、本を通じてたくさんの体験(たいけん)をイメージで行うことができます。
また本を読む子どもは、勉強(べんきょう)ができるということも分かってきています。
また将来(しょうらい)大人(おとな)になって、本を読まない人に比べて、本を読む人は出世(しゅっせ)して、所得(しょとく)が高くなっていく傾向(けいこう)にもあるようです。
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○読書は人間形成に一番大切!
これからの人生で、どのくらいたくさんの本に出会えるか、それは、たくさんのお友達に出会えるのと、同じくらいすばらしいことです。
(weebee1212.com)
本の中には、多くの人たちが登場(とうじょう)します。その人たちは冒険(ぼうけん)をしたり、ときには難(むず)しい問題(もんだい)を、いろいろな方法で解決(かいけつ)したりしています。
その話の中で起きている出来事(できごと)を、いつしか自分も登場人物になった気になります。
(読書_tassofirst.com)
歴史(れきし)の本では、その時代(じだい)に生きた人たちは、どんな生活をしていたんか、今の自分の生活と比較(ひかく)して考えられるようになります。
人はたくさんのことを体験しながら成長(せいちょう)していくものです。
しかし、ときには思うようにいかないこともあります。
また自分や自分以外の大切な人に、何か問題(もんだい)が起こるようなこともあります。
そのようなときは、誰もが今まで自分で体験したことの中から考え、どのように解決すればよいかを、決めていかなければなりません。
本を読んでいると、自分では体験していないことを知っていれば、あなたが重要(じゅうよう)なことを決めるときの心の強さや、自信(じしん)にもつながっていくはずです。
(本を読む_三菱東京UFJ銀行)
ご飯を健康(けんこう)な体をつくりますが、読書は健康な心をつくります。
これからの人生、本を読んでいろいろな体験をしていきましょう。
○まとめ
・最近インターネットの普及により、あまり本を読まないお子さんが増えてきている。
・文部科学省の調査では、小学校で学年が進むにつれて、読書をしているお子さんが、減少傾向にある。
・低学年では、読書を宿題などで対応していますが、高学年になっていくと、自主的に読書を求めている。
・これは、学校の勉強やクラブ活動、そして塾通いなどで、読書をする時間がないものと思われる。
・平成13年11月には、「子どもの読書活動の推進に関する法律」が提出され、同12月に成立・交付・施行)されている。
・これから、学校教育についても、本を読むことの重要性が大切になっていき、「読解力」が求められている。
・本を読むと右脳が刺激され、言葉や漢字が分かり、感受性を磨くことができ、自分の世界をイメージ化できるのが魅力。
・親が子どもに本を読むメリットとしては、子どもの脳や心にも大きな影響を与える。
・また将来大人になって、本を読まない人に比べて、本を読む人は出世して、所得が高くなっていく傾向にもある。
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