8月31日は「野菜の日」どうして野菜を食べないといけないの?
8月31日は「野菜の日」です。
1983年に全国青果物商業協同組合連合など9団体が、野菜についてもって認識してもらいたいということから、語呂合わせで「や(8)さ(3)い(1)の日」と制定しています。
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1日に350gの野菜を食べないといけないと言われています。
そんなに野菜を食べないといけないのと、思うかも知れません。
インターネットで1000人のアンケート調査で、「普段、野菜を食べていますか?」というアンケートに対して、
野菜をよく食べている人・・・18%
まあ食べている人・・・・・・52%
あまり食べていない人・・・・22%
という結果があります。
(写真:matome.naver.jp)
日本人は無意識でも、野菜を食べていることが分かります。
「1日に350gの野菜を食べていますか?」のアンケートについては、
食べていると思う・・・・・・16%
食べていないと思う・・・・・61%
分からない・・・・・・・・・23%
という結果になっています。
「野菜摂取で意識していることは?」のアンケートについては、
旬な野菜を選ぶ・・・・・・・48.5%
安く手に入るものを選ぶ・・・44.0%
という結果となり、旬な野菜を選んで購入していることが分かります。
食事の際に野菜料理から食べると、血糖値の急激な上昇を抑える効果があり、肥満や糖尿病の予防としても有効であると言われています。
総務省統計局によると、全国で生鮮野菜を消費している都道府県のランキングをみると、
(上位5位まで)
1位 :東京都区都
2位 :横浜市
3位 :新潟市
4位 :川崎市
5位 :京都府
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(ワースト5位まで)
48位:岐阜市
49位:岡山市
50位:松山市
51位:山口市
52位:熊本市
※(2013年~2015年)平均
というように人口の多い東京都が1位となり、逆に野菜の消費が少なかったのは熊本市という結果となっています。
この統計結果をみると南にいくほど野菜の消費が低くなっていることが分かります。
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○どうして野菜を食べないといけないの?
私たちは食べ物を食べて、体に必要な「栄養素」を取り入れています。
(写真:kateisaiennkotu.com)
お肉には、私たちの体をつくり元になるタンパク質や脂質をつくりだしています。
そして野菜は、私たちの体の調子を整えるビタミンやミネラルを多く含んでいます。
お肉に入っている栄養素と野菜の入っている栄養素をバランスよく、整えるために、お肉と野菜は関係してくるのです。
お肉にも、ビタミンの供給源となっています。
野菜や果物だけでは不足しがちなビタミンを多く含んでいます。
タンパク質の代謝にはビタミンB6が関係します。ビタミンB6は豚肉、牛乳、卵などに主に含まれているです。
夏野菜としては、なす、いんげん、とうもろこしなどは、ビタミンB1、B2、B6が含まれ、お肉のビタミンとの相乗効果に効きます。
健康を維持するためには、お肉と野菜をバランスよく摂(と)ることが、とても大切になるのです。
○野菜を食べない動物はどうしているの?
動物の中には「草食動物」や「肉食動物」などがいます。
牛や馬などの草食動物は、草(野菜)を食べています。
ライオンやチーターなどの肉食動物は、草食動物の肉を食べて生きています。
それなのに、栄養素がかたよることもなく、平気で生きているのです。
それは、どうしてでしょうか。
草食動物は、体の中にいる微生物のはたらきで、植物からタンパク質を摂ることができます。だから草だけを食べていても平気なのです。
肉食動物は、草食動物の内臓を食べ、その内臓からビタミンやミネラルをとっているわけです。
○まとめ
・8月31日は「野菜の日」である。
・普段、野菜を食べている人は1000人のアンケートで18%が食べていると回答している。
・全国で生鮮野菜を消費している都道府県は、1位は東京都、最下位1位は熊本市である。
・野菜は、私たちの体の調子を整えるビタミンやミネラルを多く含んでいる。
・健康を維持するためには、お肉と野菜をバランスよく摂(と)ること。
・肉食動物は、草食動物の内臓から、ビタミンやミネラルをとっている。
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