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「登山女子」が消えた分けとは?

8月11日は「山の日」として、国民の祝日となっています。
これは、2016年から施行することが決まっています。

「山の日」は「山に親しむ機会を得て、山の恩恵に感謝する」という趣旨のものとなっています。




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女性同士で、山に登って自然の空気を吸い、山頂に登っておいしい食事を楽しむ、そんな「山ガール」も多くいました。

女性ならではのカラフルな登山ファッションで、山登りも楽しんでいます。

topicks.jp(写真:topicks.jp)

健康にも良いし、なんと言ってもダイエット効果は抜群です。

2010年にユーキャン新語・流行語大賞の候補にもなった「山ガール」の影響もあって、女性の登山客が多かった。

○なぜ、当時「山ガール」が増加したのか?

「山ガール」の意味は、女性ならではのしゃれなアウトドア・ファッションに身を包んで、登山を楽しむ若い女性のことです。

fanblogs.jp(写真:fanblogs.jp)

「カープ女子」という言葉も流行になりましたね。

女性の登山は、2009年頃からテレビや雑誌、インターネットなどで「山ガール」という言葉がよく見かけるようになりました。

登山ブームで、高尾山や富士山の「世界文化遺産」に登録されたこともあり、女性登山家も多くなってきました。

富士山を世界文化遺産_www.yamanashi-kankou.jp(写真:富士山を世界文化遺産_www.yamanashi-kankou.jp)

2010年には、ユーキャンの流行語大賞の候補60語にも選べれています。

一方で、登山に適さない装備で山登りをすることも、指摘を受けていました。

○その後「山ガール」は減少した理由とは?

2008年から2010年までの登山人口は、1,000万人を超えるブームとなり、登山を始めた女性層も多くありました。

また2013年には、日本の富士山が「世界文化遺産」に登録されたことを期に、一時ブームになったものの、自然保護が中心となり、逆に23万4,000人と減少傾向にあったのです。

更に、2011年の東日本大震災や2013年の御嶽山の火山災害などがあり、近年では800万人まで減少してきています。

登山者数が増加している時期でも、遭難者数も急増すること多く目にするようになってきました。

そんな背景で、最近「山ガール」の存在も急激に減少していったのです。




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○登山隊がどうしても登れない山がある!?

話しは変わって、誰一人として登頂に成功した登山隊がいない「山」の話があります。

その山は世界最高峰と言われるエベレストよりも、ずっと2,000メートル低い、6,000メートル級の山なのです。

「人は、なぜ山に登るのか?」
「そこに山があるから」と言う言葉を、聞いたことはないでしょうか。

この言葉はエベレスト登山に臨んだイギリスの登山家、ジョージ・マロリーが言った言葉です。

人類は世界中の高い山を制覇してきています。
地球上にはたくさんの山があり、その中には、まだ人類がたどり着けない前代未聞の山がある言います。

世界最高峰のエベレストは多数の登山家が登頂に成功しているのですが、過去の登山隊が制覇できない山があったのです。

その山とは、どこなのか?

中国雲南省のデチェン・チベット族の自治州にある「梅里雪山」という山です。

雲南】梅里雪山_antony0330.pixnet.net(写真:雲南】梅里雪山_antony0330.pixnet.net)

最高峰は標高6,740メートルで、チョタム、スグドン、コワテニーなどの6,000メートル級の山が連なっています。

世界最高峰の「エベレスト」は、8,848メートルなので、どうして6,000メートル級の山を制覇できないのか。

不思議に思いますよね。

これらの山はチベット仏教では神聖な場所として、数百年前から巡礼登山が行われていましたが、目指すは中腹のお寺までで、山頂に登るという発想はなかったのです。

1902年ごろから、アメリカやイギリス、日本の登山隊が山頂を目指すようになり、挑戦したのですが険しい地形や厳しい天候に阻まれ、未だに登頂に成功していないのです。

梅里雪山_ja.wikipedia.org(写真:梅里雪山_ja.wikipedia.org)

そんな中で、1991年に日本人11名、中国人6名で構成された登山隊で、山頂目指しアタックしたのですが、雪崩により全員遭難するという、大惨事が起こってしまいます。

麓の人たちは、登山隊を聖なる山をけなすものと、見るものも多かったと言います。

これらの山々は、人間が入ってはいけない領域なのかも知れません。

山の知名度は低いものの、誰も制覇したことない山だからこそ価値が生まれ、山を制したものはだけが、優越に堪えないものになります。

○まとめ

・8月11日は「山の日」として、国民の祝日なった。

・少し前に「山ガール」という流行語が生まれるほど、女性がカラフルなファッションで山を登っていた。

・2008年から2010年までの登山人口は1,000万人を超えるブームとなっていた。

・2011年東日本大震災以降登山客は減少し始め、2013年の御嶽山の火山災害など、800万人まで減少した。

・登山隊がどうしても制覇できない山がある。それはエベレストよりも低い山であるにも関わらず。




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