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日本で発明した製品が世界で活躍している!

日本は、多くの製品を外国に輸出(ゆしゅつ)しています。

日本の輸出品で一番多いのが自動車で、主にアメリカに輸出しています。





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そのほか、工業に欠かせない半導体(はんどうたい)などの電子部品(でんしぶひん)、通信機(つうしんき)、映像機(えいぞうき)などの電気機器(でんききき)、鉄鋼(てっこう)などが主に輸出品なのです。

日本の製品は壊(こわ)れにくく、品質(ひんしつ)の高いことが評価(ひょうか)されているのです。

そんな中で、日本人が発明したもので、今まで世界でたくさんの人が使用していることは、ご存じでしょうか。

○日本人が発明した物はなに?

日本人が発明(はつめい)したもので、世界で使われている製品(せいひん)は多いものです。

日本の製品は海外の製品を、改良してより良い製品を作ることが得意とされていますが、日本人が独自(どくじ)に発明した製品も多いのです。

①乾電池

日本人が発明したものとして、身近なものでいうと、リモコンやゲーム機には必要な「乾電池」は、日本の時計技師(とけいぎし)の屋井先蔵(やい さきぞう)という人が、作ったものなのです。

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それまでの小型湿電池を、より取り扱いが簡素で寒冷地でも使用できる小型一次電池「屋井式乾電池(やいしきかんでんち)」を発明したと言われている。

これが後の「乾電池」の始まりとなっている。

②炊飯器
毎日ご飯を炊(た)く「炊飯器(すいはんき)」も日本人が発明したものなのです。

%e4%b8%89%e4%b8%a6%e7%be%a9%e5%bf%a0_55big-com(写真:三並義忠_55big.com)

それまで「電気を使用してご飯を炊く」という発想自体は、1930年代からあったのですが、最初に実用的な電気炊飯器(でんきすいはんき)を発明したのは、東京の町工場の「三並義忠(みなみよしただ)」という人物なのです。

③即席ラーメン(インスタントラーメン)
即席ラーメンも日本人が発明したものなのです。
今の日清食品(にっしんしょくひん)の創業者(そうぎょうしゃ)である、安藤百福(あんどうももふく)が1958年に発明している。

%e3%83%81%e3%82%ad%e3%83%b3%e3%83%a9%e3%83%bc%e3%83%a1%e3%83%b3_www-nissin-com(写真:チキンラーメン_www.nissin.com)

自宅の裏庭(うらにわ)に建てた小屋で、即席ラーメン(インスタントラーメン)の研究を始めた。

即席性(そくせいきせい)と保存性(ほぞんせい)の確保(かくほ)と、大量生産(たいりょうせいさん)をするため、失敗を繰り返えした。

奥さんが天ぷらを揚(あ)げるのをみて、麺(めん)を油で揚げて乾燥(かんそう)させる「油熱乾燥法(ゆねつかんそうほう)」を発明したのです。

1年間かけて開発に成功して1958年8月25日に世界に先駆(さきが)けてチキンラーメンを発売しました。

しかし、即席ラーメンは当時の日本人には売れるものでなかったのです。

即席ラーメンが爆発的に売れたのは、日本史上で最悪の「あさま山荘事件」が発端となっている。

当時の警察隊員(けいさつたいいん)に、食糧を調達するためには大変不自由していました。

そこで、お湯をかけるだけで食べられる即席ラーメンを、隊員たちに、配(くば)ったことが始まりとされているのです。

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それから、即席ラーメンは手軽でおいしく食べられるものとして、広まっていきました。




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④新幹線(しんかんせん)
1964年の東京オリンピックで、夢の超特急「新幹線(しんかんせん)」を発明したのも日本人なのです。

戦時中の爆撃機の設計を担当していた「三木忠直(みきただなお)」が「飛行機(ひこうき)」の理論を「鉄道」に応用したのです。

%e6%96%b0%e5%b9%b9%e7%b7%9a0%e7%b3%bb_blogs-yahoo-co-jp(写真:新幹線0系_blogs.yahoo.co.jp)

1964年の東京オリンピックの開催に合わせて、東海道新幹線を開業することになったのです。

⑤レトルト食品
1968年に、大塚食品(おおつかしょくひん)が世界で初のレトルト食品である「ボンカレー」を発売しています。
お湯につけて3分間待つだけで、おいしいカレーが食べらるものとなっています。

%e3%83%9c%e3%83%b3%e3%82%ab%e3%83%ac%e3%83%bc_www-inter-link-jp(写真:ボンカレー_www.inter-link.jp)

関連会社(かんれんがいしゃ)である、大塚製薬(おおつかせいやく)が持っていた点滴液(てんてきえき)がヒントなったのです。

食品を加圧加熱(かあつかねつ)し、殺菌技術(さっきんぎじゅつ)を応用(おうよう)することで、レトルト食品の開発に成功したのです。

⑥光ファイバー
今では高速インターネットとして、実用(じつよう)されている光ファイバーですが、電線(でんせん)には電気の代わりに光を通して、インターネットなどのデータ・画像・音声などをのせって遠くまで運びます。

%e5%85%89%e3%83%95%e3%82%a1%e3%82%a4%e3%83%90_www-xjzyz-com(写真:光ファイバ_www.xjzyz.com)

光から電気に変換して、家庭のパソコンでインターネットができるわけです。

その光ファイバーを発明したのが、1964年、西澤潤一(にしざわじゅんいち)という人なのです。

光ファイバーの特許出願(とっきょしゅつがん)したのですが、当時の特許庁(とっきょちょう)は意味が分からず、最初は不受理(ふじゅる)になったという、逸話(いつわ)もあります。

⑦自動改札機(じどうかいさつき)
今の阪急電鉄(はんきゅうでんてつ)の千里線(せんりせん)の北千里駅(きたせんりえき)で、立石電気(今のオムロン)が定期券専用自動改札機を本格的に採用されたのです。

%e8%87%aa%e5%8b%95%e6%94%b9%e6%9c%ad%e6%a9%9f_kyouno-com(写真:自動改札機_kyouno.com)

今では、SuicaやPASMOなどで、改札機にかざすだけで改札口を通ることができます。

⑧青色ダイオード
最近では、「青色ダイオード」が2001年に中村修二(なかむらしゅうじ)が職務上で1993年に、青色ダイオードの特許を取得しています。

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今まで、光の三原色である、赤ダイオード、緑ダイオードはあったのですが、青色のダイオードが開発されていなかったのです。

青色ダイオードの発明で、テレビや液晶画面に幅広く使用することができるようになったのです。

その後、特許の譲渡対価(じょうどたいか)をめぐって裁判を起こしています。

それから、赤崎勇(名城大教授)、天野浩(名古屋大学教授)、中村修二(米カリフォルニア大サンタバーバラ校教授)の3人が、効率的な青色発光ダイオードを発明として、2014年度のノーベル物理学賞を授与しています。

○まとめ

・日本は、多くの製品を外国に輸出している。

・日本の製品は壊れにくく、品質の高いことが評価されている。

・日本人が発明したもので、世界で使われている製品は多い。

・日本人が発明したものとして、乾電池、炊飯器、即席ラーメン、新幹線、レトルト食品、光ファイバー、自動改札機、青色ダイオードなどがある。




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