新聞はどうやって作っているの?
毎日私たちの家庭に届けられる新聞は、どうやって作っているかご存じでしょうか。
最近では、インターネットでの電子新聞もあり、スマホなどで新聞を読んでいる方も多いです。
またYahooなどのトッピックス記事を読んだりしている方もいます。
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しかし新聞は、より多くのニュース(情報)をより詳しくを扱っているので、私たちの暮らしに役立っているのです。
新聞は、昨日の事件や事故、政治、経済、芸能、スポーツやその他国際情勢などのあらゆる動向など報じるメディアです。
(写真:産経新聞_www.sankei-kaihatsu.co.jp)
記事や写真、図面などで私たちに分かやすくしたものが、新聞となっています。
○新聞は新聞社と印刷会社の連携でつくられている!
毎日、何百万部も発行されている新聞ですが、どうやって私たちに届けられているのでしょうか。
(図:新聞ができるまで_www.kitanippon.co.jp)
毎日新聞や読売新聞などの大新聞(だいしんぶん)は、一日に何百万部も発行されているのです。
どの家庭にも毎朝、ほぼ決まった時間に新聞が届けられています。
新聞づくりは、各方面の政治、経済、芸能、スポーツなどの専門部隊の記者が取材して、記事を集めています。
それをコンピュータで紙面にまとめ、その記事をインターネットで各地の印刷所へ送られるのです。
印刷所は全国にありますが、それも一つの工場で何十万部も、印刷しなければなりません。
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○一時間に十万部印刷できる印刷機があるって本当!?
より多くの新聞を印刷するために、活躍しているのが「高速オフセット輪転機(りんてんき)」という巨大な印刷機があります。
(写真:高速オフセット輪転機_www.eight.co.jp)
中には一時間に十万部以上の印刷ができるものもあり、何十万部もの新聞を印刷することができます。
最近の高速オフセット輪転機は、新聞だけでなく自治体の広報紙、情報誌、折り込みチラシなど、最新情報を印刷することもできる、多目的輪転機などもあります。
こうして完成した新聞は印刷所から、各地域の販売店に運ばれ、そこから各家庭に配られているのです。
このように、新聞のネタを集めて記事し、それを印刷所で大量に印刷して、各地区の販売店に送られて、それから私たちの家庭に届けられているのです。
○新聞はどうして見やすいの?
新聞を見ていると見出しがあり、一番重要な内容が先頭にあり、その他あまり重要でない記事は、後に書かれていることが多いものです。
(写真:sawajan.run.buttobi.net)
忙しい現代社会において、一番重要な記事をより早く読みたいもので、あまり重要でない記事は、後で時間のあるときに読みたいと思っています。
どんなに頑張って記事を集めて新聞にしても、読みにくければ誰も読んでくれません。
そこで、紙面のレイアウトが重要となってくるのです。
新聞は縦書きが基本となっています。
まず記事の見出し、書き出しの右肩にトップニュース「アタマ」を掲載します。
続く準トップは「肩」と呼ばれて左上に位置しています。
構成によっては、「ハラ」と呼ばれる紙面中央にも大きなニュースを配信しています。
如何に新聞を読むときに、目に飛び込んでくる「アタマ」「肩」、「ハラ」に重要なニュースがあると、紙面が引き締まって見えるもので、私たちに分かりやすい印象を与えてくれます。
・見出し(タイトル)
まず重要なのは、記事の見出し(タイトル)です。
もの見出しを見ただけで記事の内容が、だいたい分かるものでなければなりません。
かといって、長い見出しだと読みずらくてインパクトがなくってしまいます。
新聞や雑誌などでは、タイトルの付け方で、それ以降の記事を読んでくれるかが、決まると言っても過言ではありません。
・アタマ(トップニュース)
一番重要な記事を頭(ヘッド)に書いてあります。
このヘッドに書かれている内容で、以降の記事を読んでくれるか決まる分けです。
簡潔で重要な内容であれば、それだけで読者は興味がわき、次の記事を読みたい思うものdす。
・肩(準トップニュース)
二番手の記事となり、次に重要な記事などを書いてあります。
よく記事では、5W1Hで書かれている文章が、読みやすいとされています。
・ハラ
比較的大きなニュースを掲載します。写真や図などを使って分かりやすく掲載されています。
より詳細な記事を分かりやすく解説しているものです。
・レイアウト
新聞のレイアウトは今まで「流れるような紙面」が美しく読みやすいとされてきましたが、見出しが上下に並ばず、互い違いに配置するイメージで書かれることが多くなっています。
四角に囲み組み上げ、ひとまとまりとして、意識しやすい「ブロック組み」が今や主流となっています。
(図:新聞_template.usefulhp.com)
○最近若者が新聞を読まないって本当?
現代の若者は、インターネットを使って情報収集することには長けている。
幼いころからインターネットに親しみ、分からないことをすぐに検索して、情報を知ることができる。
それで新聞と媒体には見向きもせず、ただ自分の好きな情報だけを検索して、自分に興味のあるものだけを知ろうとしている。
(写真:mainichi.jp)
新聞は、各情報メディアと違って、新聞そのものは残るので、いつでも読みなおすこともできる。
新聞という媒体は、プロによって厳選され、検証された新聞には、確実性というメリットもあるのです。
インターネットでの情報は、ときに不確実性を欠く一面もあるものです。
また新聞をお金を出して買った情報は、いつでまでも忘れないものです。
またお金を払ったものであるので、時間を開けてでも新聞を読むようになるものです。
○まとめ
・新聞は、より多くのニュース(情報)をより詳しくを扱っているので、私たちの暮らしに役立っている。
・新聞は新聞社と印刷会社の連携でつくられている。
・一時間に十万部印刷できる印刷機がある。
・高速オフセット輪転機は、新聞だけでなく自治体の広報紙、情報誌、折り込みチラシなど、最新情報を印刷することもできる。
・新聞は紙面のレイアウトが重要。
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