世界共通語が英語であるが万国共通言語があるって本当!?
皆さんご存じのように世界の共通言語は「英語」ですが、世界で一番使われている言語は、人口の多い「中国語」なのです。
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どうして、「英語」が世界共通語になったかというと、経済大国など周辺への影響力の強い国や地域で、話されることが多いということで、世界共通言語が「英語」となったのです。
昔イギリスが各国を植民地としていたときも、英語を話す地域が増えていったものもです。
現在においては、経済大国一位のアメリカの英語が、世界共通言語となっている。
経済大国第二の中国は、人口だけで言うとおよそ12億人が中国語を話していることになるのです。
次いで、スペイン語は約3億2900万人、英語は約3億2800万人と続いている。
(世界の言語統計_www.hes-ltd.co.jp)
英語がきっと一番多いはずと思っていたかも知れませんが、言語を話す人数からいったら、中国語が飛び抜けて多いことになります。
ただし英語は112カ国で第一言語となっていて、世界で最も普及している言葉と言えます。
またスペイン語を使う人が多いのは、自国のスペインだけでなく南米のほとんどの国で使われているためです。
しかし、英語でも中国語でもスペイン語でもない「万国共通の言語」があることは、ご存じでしょうか。
その共通語は「エスペラント」という人工言語で、国際補助語があるのです。
○インターネットの普及で英語が1位となった!
今やインターネットの時代。
インターネットの世界では、英語が最も使われています。
英語が約56億人、中国語が約5億人、スペイン語が16億人となっている。ちなみに日本語は約1億人で4位です。
日本では、ほぼすべての人が話す言葉は日本語なので、普段なかなか外国語を使って話す機会がありません。
日本は、周りは海に囲まれいる列島なので、一層隣国の言語を話すことができないのも、要因の一つとなっているようです。
世界には2つの言葉を使う人=バイリンガル、3つの言葉を使う人=トリリンガルも多くいます。
インターネットの発達で、外国と簡単につながることができる現在において、これから私たちが国際人として活躍するには、ますます2つ以上の言葉を読み書きできることが大切となっていきます。
○世界中どこでも通じる共通言語があるって本当!?
日本語は日本では通じますが、海外ではほとんど通じません。
それは世界にはたくさんの言葉があり、各地で使われている言語が異なり、共通の言語があれば便利です。
実はそれをかなえる言語があるのです。
それが「エスペラント((Esperanto))」という言語なのです。
(世界のことば_地球ことば村)
「エスペラント」はユダヤ人の「ザメンホフ」という医師が1887年に発表しています。
(ルドヴィク・ザメンホフ_Japoland)
彼は「国際共通言語」があれば、それを使って世界中が便利に使うことができると考え、エスペラントという言語をつくったのです。
今では世界で約100万人がエスペラント語を使っていると言われています。
世界共通言語とされている英語が約3億人、人口が最も多い中国語でも12億人となっていますが、エスペラント語を話す言語が最も多いことになります。
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○どうして英語じゃなくて「エスペラント語」なの?
国際言語として英語が普及しているので、英語が世界共通言語と思ってしまいます。
しかし、それだと英語を使っている地域の人たちには都合がよく、英語を使わない人たちにとっては不便なものになります。
言葉の違う人々が、お互いに自国の言葉を押しつけずに、公平に話し合うには、民族や地域に属さない中立な言葉が必要となります。
そこで「エスペラント」という言葉が、中立言語として役目を担っているのです。
(地球語=エスペラント_Naverまとめ)
皆さんも、これを機会に「エスペラント語」を、勉強してみてはいかがでしょうか。
○まとめ
・世界の共通言語は「英語」ですが、世界で一番使われている言語は、人口の多い「中国語」である。
・昔イギリスが各国を植民地としていたときも、英語を話す地域が増えていった。
・英語でも中国語でもスペイン語でもない「万国共通の言語」が、「エスペラント」という人工言語で、国際補助語がある。
・「エスペラント」はユダヤ人の「ザメンホフ」という医師が1887年に発表している。
・今では世界で約100万人がエスペラント語を使っていると言われている。
・「エスペラント」という言葉が、中立言語として役目を担っている。
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