LEDライトはエコ度ナンバーワン!
今や家庭や会社などに普及している「LEDライト」ですが、低消費電力で長寿命といった特徴をもつ照明であることは、ご存じのことでしょう。
LED(エル・イー・デー)は、1990年初めに、赤﨑、天野、中村氏の3教授によって、青色LEDの半導体が発明されるまでは、実現できないことでした。
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少ない電力で明るい青色に光る発光ダイオード(LED)の発明と実用化に貢献した業績が認められ、2014年にノーベル物理学賞を受賞している。
これまでは青色LEDの実現は不可能と思われていたが、この青色LEDの発明により、白熱灯から21世紀はLED時代へと一気に変わっていったのです。
これにより、光の3原則である赤(Red)・緑(Green)・青(Blue)のLEDが揃(そろ)ったことにより、いろいろな分野で活躍できるようになったのです。
(写真:LED_mcm-www.jwu.ac.jp)
今や家庭や企業の蛍光灯だけなく、電車などの車内案内表示もLEDが使用されているのです。
(写真:E993系_cyberspaceandtime.com)
○LEDは、消費電力が少なく長持ち!
LED(エル・イー・デー)は、発光ダイオードで順方向に電圧が加えたときに光として発光する、半導体素子(はんどうたいそし)です。
LEDは、Light Emitting Diodeの略で、発光ダイオードを使用した照明器具のことで、現在主力となっている。
LED電球の光は、中に発光ダイオードという半導体(はんどうたい)があり、その半導体に電気を通すとそれが光となるのです。
白熱電球の場合、ガラス球の中にフィラメントと呼ばれる部位に電気を通すことで、発光しています。
フィラメントが切れて、電球ごと交換することになり寿命が短い。
LEDは半導体に電気を通すだけで発光するので、消費電力が少なく、熱による劣化がないので、長寿命といった特徴をもっている。
消費電力ですが、LED電球は、白熱電球に比べて約5分の1と言われています。
また使える寿命は白熱電球の約20倍、蛍光灯では2倍も長持ちするというデータもあります。
白熱電球をLEDに変えることで、節約と節電ができるのです。
ただ、初期購入コストがやや高いというのが難点となります。
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①白熱電球
(写真:白熱電球_www.akaricenter.com)
・光る仕組み
電球の中のフィラメントに電気を通すと伝流が流れ、フィラメン トが熱くなり光る。
・特徴
やわらかい光で、点灯したときにすごく熱くなる。
フィラメントに電気を通すと2500℃~3000℃の熱になる。
・消費電力
90ワットぐらい
・寿命
1000~2000時間ぐらい
②蛍光灯(けいこうとう)
(写真:蛍光灯_www.happy-e-life.com)
・光る仕組み
蛍光管(けいこうかん)の中に水銀ガスが入っていて、電子(でんし)を水銀ガスにぶつかり、中の原子(げんし)が振動すると同時に紫外線が発生する。
それがガラス管に塗られた蛍光塗料(けいこうとりょう)にぶつかり、その蛍光塗料が発光する。
・特徴
細長い形や丸い形があり、点灯までに時間がかかる。
・消費電力
20ワットぐらい
・寿命
6000~1万3000時間ぐらい
③LED
(写真:LEDライト_www.m4ever.net)
・光る仕組み
半導体に電気を通すことで、発光ダイオードが光る。
・特徴
LED自体が小さく、いろいろなデザインができる。
点灯しても熱くならない。
・消費電力
15ワットぐらい
・寿命
2万~4万3000時間ぐらい
○まとめ
・「LEDライト」は、低消費電力で長寿命といった特徴をもつ照明である。
・1990年初めに、赤﨑、天野、中村氏の3教授によって、青色LEDの半導体が発明された。
・これにより、光の3原則である赤・緑・青のLEDがそろったことにより、いろいろな分野で活躍できるようになった
・LEDは、発光ダイオードで順方向に電圧が加えたときに光として発光する、半導体素子である。
・消費電力は、LED電球は、白熱電球に比べて約5分の1。
・寿命は白熱電球の約20倍、蛍光灯では2倍も長持ちする。
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