氷河期を生きたマンモス!なぜマンモスは絶滅したのか?
皆さんはマンモスと聞いて、どんなイメージがするでしょうか。
昔のアニメマンガで「はじめ人間ギャートルズ」というテレビマンガがありました。
出典:blog.goo.ne.jp
石器時代に生きる人々が食糧の調達として、マンモス狩りを行い、マンモスの肉を食糧として生活している、そんなイメージをもっている。
2012年に北極海でマンモスの全身骨格が発見された報じられた。
スポンサードリンク
ロシア研究チームが米科学誌サイエンスに発表した内容では、マンモスが生息していたのは、約4万5000年前とされている。
体長約3メートル、高さ約18メートルの15歳の若い雄マンモスであった。
また人類が北極圏に広がったのは3万5000年前と考えられ、1万年ほどさかのぼるという。
調査チームは、マンモスを調べると肩や頬、あばら骨などに多くの傷があったことを発見している。
その傷跡から、先のとがった武器で突かれたような、刃物状で切られた傷があったことからも、やはり昔人類はマンモス狩りを行って生活していたと考えられる。
出典:blog.livedoor.jp
米ペンシルバニア州立大学の研究チームが発見したマンモスは、2頭のケナガマンモスである。
細胞核DNAを抽出して分析したところ、2頭のマンモスはそれぞれ約2万年前と5万年前に死んだとみられている。
○マンモスって何?
マンモスは、哺乳網長鼻目ゾウ科、マンモス属に属する。
現在の像とは類縁であるが、直接の祖先ではない。
約400万年前から1万年前頃まで生息していたとみられる。
アフリカ像のように、巨大な牙が特徴で、種類によっては牙の長さが52メートルに達する物もあったという。
アフリカ像とは比べ物にならないほど、牙が長かった。
スポンサードリンク
○ゾウとマンモスの違いは?
マンモスの死体からDNAを採取して調査によると、現存するゾウと比較すると、両者のDNAの違いはわずか「0.6%」であることがわかったという。
但し、現時点では分析データに重要な部分がまだ不足しているため、完全解読には至っていない。
○日本にマンモスはいたの?
日本にマンモスがいたかどうかは諸説あり、日本では13点の化石が発見されている。
12点が北海道で、残りは島根県の日本海200メートルから発見されているが、実際はナウマンゾウが生息していた時代ではないかと、推測されている。
シベリアで氷付けのマンモスが次から次へと発見されている。このことより、マンモスはやはり寒い地方で、生息していたとみることができる。
○なぜマンモスは絶滅したのか?
かつてはユーラシアと北米に生息していたマンモスが、氷河期の終わりまでには、大半が絶滅していたかは、研究社の間では議論されている。
要因の一つとして、氷河期が終わり「間氷期(氷河期と氷河期の間)」に入り、気温が上がったことにより、細菌やウィルスがマンモスを襲ったものと思われている。
北極にいる白クマは、日本などで育てるのは大変なのだ。
小さな白クマは、細菌やウィルスに弱く適用する能力が弱いという。
だから細菌やウィルスに感染しないように、育てなければならない。
氷河がマンモスを細菌やウィルスに対して、守っていたのかも知れない。
○マンモスは再び蘇ることができるの?
理論上には、可能と言われている。
恐竜映画のジュラシックパークをみた方なら、お分かりと思うが、氷付けされたマンモスからDNAを採取して、
それをゾウの卵子に融合させ、マンモスのDNAだけにして、雌のゾウの子宮に戻すのだ。
この方法で行えば、マンモスのクローンができることになる。
スポンサードリンク