陸上動物の中で最強なのはアフリカゾウ!?
動物園などで人気のゾウは、長い鼻を上手に使って、食べ物を口に運んだり、水を飲んだりしています。
ある国ではでゾウは、芸をしたり、絵を描いたりもして、人間を楽しませてくれる動物なのです。
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普段ゾウはとてもやさしく、おとなしいゾウですが、ゾウは集団で生活する動物で、身内の危機が発生すると、ゾウはライオンなどの猛獣と闘うことがあるのです。
特に子どものゾウは、ライオンやハイエナなどの格好の標的となってしまうので、集団で動くときなどは、子どものゾウを守るよう、取り囲んでいます。
そんなゾウですが、ひとたびゾウが暴れると、車をひっくり返してしまうほどのパワーがあるのです。
(写真:アフリカゾウ最強説_animalkun.org)
現存する陸上動物の中で、最重量で他の動物に比べてパワーが飛び抜けています。
○アフリカゾウは、無類のパワーで敵なし!?
巨大な体格のゾウですが、大人のゾウがライオンなどに襲われることはほとんどなく、人間を敵視することがないわけではありません。
特にアフリカゾウは、陸上哺乳類の中でも最も大きい草食動物です。
(写真:アフリカゾウ_do-butsu.com)
体長は6メートル~7.5メートルで、体重は5トン~7トンで最も大きいゾウは10トンにもなると言います。
アフリカゾウは、巨大な体で猟銃でも、貫けないヒフで覆われています。
ゾウとサイの闘いでは、ゾウの圧倒的な巨大さゆえに、ゾウは真正面から向かってくる大型動物に対して、無類の強さを誇るのです。
過去にメキシコのサーカスで、ゾウとライオンを1対1で闘わせたことがあり、そのときはゾウがライオンに全勝したと言われています。
大人のゾウ1頭に対して、ライオン20頭でやっと、互角に闘えるほどであると言います。
ゾウが襲われるのは、子どものゾウで、ライオンやハイエナなどは子どものゾウを襲うことがあります。
しかし、大人のゾウがそれを守って、猛獣と闘うのです。
○井の頭動物園のゾウ「はな子」は悲しい歴史がある!
東京都武蔵野市の井の頭動物園に、メスのアジアゾウがいました。
第二次世界大戦後に初めて日本にやってきたゾウで、日本で最も飼育期間が長いゾウとして有名です。
2013年1月に61歳を迎え、日本で飼育された中でも長寿のゾウとなっています。
最近まで生きていて、2016年5月26日に69歳と長寿で、この世を去りました。
その「はな子」ですが、実は過去に悲しい歴史があったのです。
(写真:アジアゾウのはな子_kashaco.com)
1947年にタイ王国で生まれたゾウは、タイ名で「カチャー」と名付けられました。
1949年に「カチャー」は日本にやってきたのです。
当時は最初「カチャー子」と呼ばれていましたが公募を集い、戦争中に飢餓死で亡くなった「花子」(ワンリー)の名を引き継いで「はな子」と命名されたのです。
その後インドからもゾウ(インディラ)が贈られ、当時はゾウブームとなり、3ヶ月で100万人近くの入場者があったと言われています。
「はな子」は「インディラ」とともに、移動動物園で日本各地を訪れます。
そんな人気の絶頂期に、事件が起こったのです。
「はな子」のゾウ舎に侵入した泥酔した男性を死亡させるという事件が起こったのです。
それから4年後の1960年に飼育係を踏み殺すという事件まで起こってしまったのです。
それ以来「はな子」は「殺人ゾウ」の汚名として、人々から非難されるようになったのです。
「はな子」を殺処分すべきだという意見も上がっていたのですが、「はな子」は、狭いゾウ舎で前足を鎖につながれ、2か月以上も閉じ込められることになったのです。
「はな子」はストレスから痩せ細ってしまい、あばら骨が出て、前歯が4本のうち3本も抜けてしまうほどの、心労を強いられるのです。
それから「はな子」は飼育員の「山川清蔵」さんと出会うことになります。
彼は「はな子」の前足の鎖を外して、「はな子」を懸命に飼育するようになったのです。
(写真:山川清蔵とはな子_spotlight-media.jp)
しかし、なかなか山川さんに心を開いてくれない「はな子」でしたが、山川さんの手を安心して舐めてくれるまでに6年、元の体重に戻るまでに8年もかかったとそうです。
「はな子」の人間不信は相当のものであったと想像されます。
それから30年に渡り、山川さんは「はな子」を飼育することになったのです。
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○昔子どもたちを乗せた夢の「ゾウ列車」があった!
当時は第二次世界大戦の真っ最中で、動物園の動物が空襲で、檻が壊され、町に逃げて暴れないようにと、政府は動物園の動物を殺処分するように命令をしたのです。
上野動物園と天王寺動物園では、しかたなく軍に逆らうこともできず、ゾウを殺処分しています。
しかし、名古屋の東山動物園の園長は、「ゾウの足にくさりをつないでおきますのです、殺処分だけは許してほしい」と嘆願します。
それからゾウを殺処分を延ばしてもらうことになったのですが、当時は戦時中ということもあり、ゾウに餌など到底ありませんでした。
4頭のゾウのうち、2頭が餓死しています。
しかし、かわいそうに思った軍の担当者が部下に命令して、軍で使われている食べ物を、わざとゾウの檻の近くに、置き忘れるなどして、2頭のゾウを救ったのです。
こうして、東山動物園の2頭のゾウは、生き延びることができたのです。
それから戦後をむかえ、ふたたび動物園に客が訪れるようになっていきました。
動物園には、サルや小鳥などの小さな動物ばかり、しかし東山動物園には2頭のゾウがいたのです。
1949年に上野動物園の園長は、このゾウを東京に貸してくれるように頼むのです。
しかし、2頭のゾウは高齢で、名古屋から東京へ連れていくには、無理がありました。
そこで、子供たちを乗せた臨時列車を走らせ、東京から名古屋に来てもらうことにしたのです。
当時アメリカのGHQが日本を統治している中で、臨時列車など出す許可をなかなか貰えませんした。
熱心に頼み込み、やっと東京から名古屋を臨時列車を走らせることができるようになったのです。
1949年6月25日、東京駅を出発した「エレファント号」に、なんと1156人もの子どもたちが乗っていたのです。
列車は翌26日に名古屋駅に到着し、子供たちは念願のゾウにあうことができました。
こんな悲しい歴史のあるゾウでしたが、強くてやさしいゾウで人間の心を癒してくれる大切な動物なのです。
○まとめ
・普段ゾウはとてもやさしく、おとなしいゾウですが、身内の危機が発生すると、ライオンなどの猛獣と闘うことがある。
・現存する陸上動物の中で、最重量で他の動物に比べてパワーが飛び抜けている。
・アフリカゾウは、陸上哺乳類の中でも最も大きい草食動物。
・ゾウとサイの闘いでは、無類の強さを誇る。
・井の頭動物園のゾウ「はな子」は悲しい歴史あった。
・昔子どもたちを乗せた夢の「ゾウ列車」があった。
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