小学生スマホ 低年齢化の実体!
今や携帯電話やスマホは、家庭の中に浸透し、3人に一人は持っている時代となっている。
また以前の携帯電話で電話をかけるだけでなく、今やスマートフォンでなどで無料電話アプリのLINEなどをやっているお子さんも非常に多くなってきています。
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平成25年の内閣府の青少年の、携帯電話・スマートフォン利用者は、57%のお子さんは使用していることが分かっている。
この統計は、平成25年度の調査結果であるので、今後増加傾向にあることは間違いないところ。
小学生のスマートフォン13%、子供向け携帯61%を占めている。
スマートフォン所持している割合は、10人に一人の割合となっている。
その他子ど向け携帯が61%と高く、旧携帯電話(ガラケー)が大半を占める結果となった。
中学生では、ガラケー携帯が減りスマーフォンの所持率が高くなり、約半数にお子さんが所持していることになる。ここでその他の携帯電話も小学生にくらべ若干増えている。
高校生では、断然スマートフォン所持率が83%と高く、8割の高校生がスマートフォンを持っていることになる。
スマートフォンの家族割りや低価格化に伴い、お子さんに持たせていると考える。
小学生にスマホを持たせる理由
小学生が携帯電話・スマホを持たせる年齢とそては、小学校2年から多いことが分かっている。
どうしてお子さんに携帯電話を持たせているのかの理由に関しては、「いざという時に連絡が取れるから」が
多い結果となっている。GPS機能でお子さんがいる場所をいつでも把握できるという理由からか2番目に多くなっている。子供が欲しがるからと理由も、みんなが携帯電話やスマホを持っているから、仕方なく持たせているケースもある。
青少年にのインターネット利用時間
上記のグラフは、小学生、中学生、高校生のいわゆる青少年を対象にした、インターネット利用時間である。
1時間から2時間未満が多く、続いて2時間から3時間未満が多い結果となっている。
中には4時間以上や5時間以上、インターネットを利用しているお子さんも多いようだ。
昔はテレビを観る意識調査を行った結果によく類似していると思われる。
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スマホを長時間使う子供ほど、学力低下が目立つ
文部科学省は、2014年に国内の小学6年生及び中学3年生の全児童・生徒を対象に、学力テストを実施した。
学力テスト時に、実施したアンケート調査を行っている。
学習習慣・生活習慣について、メディア接触状況と学力の相関関係については、携帯電話やスマホなどのメディアの接触時間が多いほど、学力低下がある結果となった。
中学校の「国語A」では、利用時間が30分未満に生徒だと平均正答率は82.0%、4時間以上だった生徒は73.5%になっている。
携帯電話・スマホなどの利用時間が長い生徒ほど、正答率が下がる傾向にあるとしている。
先ほど、お子さんにスマホを持たせる理由の一つに、教育に役立ちそうだからという回答にあるように、
お子さんにぜひ、教育用に活用してほしいものです。
小学生では、断然ゲームや動画をみる時間が長くなっているが、中学生や高校生では、SNS(LINE、ツイッター、FASEBOOK)利用が多くなっている。
これらは、無料で利用することができ、LINEなどでは、通話やメッセージなどは気軽に利用することができる。
いわばお金をかけなくても、日々のコミュニケーションをとることができるのである。
しかし、このSNSは親子の間でも行っているが、もっぱら友だちのコミュニケ^-ションツールとして、活躍している。
そんな便利なコミュニケーションツールであるはずが、ある家庭では、スマホを持たせたために、親の意見を聞かずスマホばかりやっているお子さんに、スマホを解約したケースもある。
また年齢が高くなってくると、LINEでは仲間同士でグループ登録して、メッセージのやり取りを行っている。
近くに友だちがいるのに、わざわざLINEでメッセージを流す。
自分で流したメッセージが皆に読まれている「既読」でチェックすることができるが、「既読」にならないメンバーがいると、心配で夜も寝むれない人もいるようだ。
どうして、私のメッセージを読んでくれないのか、仲間外れになるんじゃないかと。
直接会って話して、相手の気持ちなどを確認しているわけではないので、自分だけ送ったメッセージが「既読」にならないと、心配でいてもたってもいられない状況に陥ってしまうのである。
スマホになって便利になったが、学力低下やいじめなどに発展していくことは、避けたいものである。
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