パーティーのダンスにジルバが人気の分けとは?
パーティーで人気のダンスとして、「ジルバ」が有名であるが、ジルバは社交ダンスの一種で、戦後アメリカ駐留軍とともに、日本に入ってきたもの。
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社交ダンスは、日本の映画で「Shall we ダンス?」が1996年に公開され、2004年にアメリカでリメイクされて有名となった。
(写真:movies.yahoo.co.jp)
戦後の社交ダンスを知らない世代は、この映画でダンスの魅力に魅かれた方も多いのではないでしょうか。
主演の役所広司と草刈民代が演じ、社交ダンス教室を舞台に様々な人間模様を映し出している。日本アカデミー賞を受賞している。
海外でも19カ国で公開され、米国版の「Shall We Dance?」では、200万人を動員する大ヒットとなった。
○「ジルバ」ってどんなダンス?
ジルバは社交ダンスの一種で、主にパーティー用のダンスとして有名である。戦後アメリカ駐留軍によって、日本にもたらされた。
ラテン系アメリカ種目の一つで、軽快でリズミカルな踊りが人気のダンスである。
「ジルバ」は和製英語で、海外では通用しません。Jitterbug(ジッターバグ)と言われています。日本人にはちょっと難しい英語かも知れない。
ラテン系ダンスの歴史は200年で、1913年にヨーロッパに伝えられたのは、サンバが最初であった。
ラテン系ダンスが本格的に日本に入ってきたのは、1962年に英国人によって伝えられている。
(ja.wikipedia.org)
この年、サンケイ杯争奪全日本ダンス選手権で、ルンバだけの競技が開催されたが、出場選手はわずか数十組だけだったという。
ルンバは滑らかでゆったりした動きが特徴のダンスで、愛を育むようにと表現されている。ラテンアメリカン種目の中でも最も一番覚えやすいこともあり、ダンスの基礎を学ぶ人には、もってこいのダンスとなっている。
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社交ダンスでは、フロアを反時計回りに回るというルールがあり、これをLOD(ラインオブダンス)と呼ばれている。
この反時計回りに踊らないと、他のダンスの人たちとぶつかってしまうので、このルールが設定されている。
ジルバはシングルリンディー形式のリズムとされていて、主に2拍のスロー(S)と1拍のクイック(Q)を使って「スロー・スロー・クイック・クイック(SSQQ)」と拍子をとるため、覚えやすいリズムが特徴となっている。
(写真:circlej-kokubunji.blogspot.com)
○パーティーダンスと競技ダンスは何が違うの?
ダンスでも、いろいろありパーティー用のダンスと競技用のダンスに分けられる。
競技ダンスのスタイルとして、イギリスを中心に発展し普及したインターナショナルスタイルがあり、「インターナショナルスタンダード」と「インターナショナルラテンアメリカン」の2つのスタイルに分かれている。
インターナショナルスタイル
①スタンダード
・ワルツ
・タンゴ
・スローフォックストロット
・クイックステップ
・ヴェニーズワルツ
スタンダードのダンスの特徴しては、イギリス紳士風で、フォーマル。主にヨーロッパや北米でダンスが行われている。ダンスのスタイルとしては、男女が両腕を組んで(ホールド)、一体となって踊ることが特徴。
日本においてインターナショナルのスタイルは、スタンダードが主に競技用として用いられている。
②ラテン
・チャチャチャ
・サンバ
・ルンバ
・パンドブレ
・ジャイヴ
ラテンアメリカンのダンスの特徴としては、自由、奔放など明るいイメージがある。主に南米を中心に広まった。男女が完全に離れて踊ることも許されており、踊りは自由をテーマにしているので、特に女性の衣装は、肌を大胆に露出しているのが特徴。
今まで紹介してきた社交ダンスであるが、どうでしょうか。踊ってみたくなったのではないでしょうか。よくわからないが興味がある方はせひ、ダンス教室に通ってみれば、人生が変わるかも知れません。
(写真:shuminavi.net)
○まとめ
・パーティで人気の社交ダンスとして「ジルバ」が有名である。
・日本では映画「Shall we ダンス?」で一躍社交ダンスが有名になった。その後アメリカでリメイクされ、世界中で大ヒットとなった。
・ジルバはラテン系ダンスで歴史は200年以上前とされている。
・ラテン系ダンスは、ヨーロッパから伝えられたと言われている。
・社交ダンスには、パーティー用ダンスと競技用ダンスに分かれている。
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